first×17 ページ18
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「うぉっ、Aどーした!?」
あきらさんの声で今までトレーニングしていた人が全員Aと登坂の方を見る。
状況を察知した敬浩が、一番にAの元に駆け寄ってきた。
「A?」
登坂に抱かれていたAを敬浩が抱き上げて名前を呼ぶ。
Aは敬浩の腕の中でぐったりとしている。
「…ごめんね」
息を荒らげながら、潤んだ瞳で敬浩を見つめる。
「何謝ってんだよ」
目にかかった前髪を横に分けてやると、Aはそっと目を瞑った。
「敬浩、ちょっと寝かせてきな」
「あ、はい」
短く返事をすると、立ち上がる。
あきらさんやまきさんが心配そうに見つめていた。
シーンとしたトレーニングルームの中。
全員がこちらに注目している中。
扉の前で立ち止まると、辛そうなAの顔を見つめてから、振り返って思い切り相田、垣内、坂井を睨んだ。
状況を把握しているEXILEメンバーは、焦ったような、賛同するような顔でこちらを見ていたが、三代目やGENE達は何がなんだかわからない顔で、敬浩と垣内、相田、坂井を交互に見ていた。
小さく舌打ちをすると、わざと大きい音を立てて部屋を出た。
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みるく(プロフ) - 慎さん» わざわざありがとうございます(^^) (2016年8月31日 7時) (レス) id: 07898d8e0f (このIDを非表示/違反報告)
慎 - 何度も続けてのコメントの投稿してしまいすみませんでした(>_<) (2016年8月31日 0時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
慎 - first×29のここの台詞 健さんからら目を伏せて自分のシューズを見つめる。 らが一つ多いのではないでしょうか? (2016年8月31日 0時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
慎 - first×27のここの台詞 ただがシューズで…? これ正しくはたかがシューズではないでしょうか? (2016年8月31日 0時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
慎 - 何度もすみません(>_<) first×24のここの台詞 なんか、お菓子以外のいろんなものを貰った気がする。 心がけ軽くなった。 けは必要ないのではないでしょうか? (2016年8月31日 0時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みるく | 作成日時:2014年12月20日 14時