61話 ページ17
Aside
自我を取り戻した時。
そう、私は巫女。この世界に祝福をもたらすために生まれた。
災いを生み出した元凶は私が封印する。
6人が必死に戦ってくれたんだ。
神「なぜ…そんな真似を…A…」
『もう終わりにしよう。闇の神。』
闇の神は驚いたような顔をした。
あなたもたくさんの気づつけてしまった。
ごめんなさい。
『こんな戦い…ものを壊すだけ。私は世界に祝福をもたらすために生まれたの。』
『これ以上誰も死なせたくない。』
『私の力で貴方を封印する。』
私は空に手をかざし光の檻を作った。
手を振り下ろし闇の神を檻に閉じ込めた。
神「やめろ!俺はまだ!この世界にいたい!」
『人と神は干渉するべきではないの。巫女も…』
さとみ「え?」
ジェル「まさかっ!」
『バイバイ。』
そう、私はこの世界にいたら行けない存在。
神と人は力の差がありすぎる。中性な私は神の世界に戻る。
光に包まれていく世界。
神の世界に戻ろう。
•
るぅとside
眩しい光に目をつぶっておずおずと目を開けて、見つめた世界にAちゃんの姿は
なかった。
僕は膝から崩れ落ちた。
何も出来なかった。
Aちゃんとはもう会えないの?
どうして、
こんなにも上手くいかなのかな…
•
Aside
神の世界に着くと何百年ぶりの私を作った光の神が目の前にいた。
神「帰ってきたのか。闇の神はどうした?」
『黄泉の国へ封印しました。開封は貴方しか出来ないようにしています。』
神「良かったのか?」
『え?』
神「あの6人に何も言わずに来たのだろう?」
『いいんです。私は神の世界で生まれた存在ですから。』
本当は帰りたかった。
みんなにちゃんとお礼も言えなかったし。
神「お前はしっかり役目を果たした。闇の神を封印し、世界の元凶をひとつ無くした。」
神「褒美くらいあってもいいんじゃないか?」
『それは…』
神「人間として生きることを許可しよう。」
神「力はなくなる。もう神の力を施行出来ぬがな。」
『…よろしいんですか?』
神「弟が迷惑かけたな。」
『っ…ありがとうございます!』
雲から浮き上がった水が私を包み込んだ。
姿が戻っていく。
人間であるAに。
白く肩で切った髪の毛は茶色の長い髪の毛に。
不器用に破ったワンピースは元通り綺麗に。
赤い瞳は青い瞳に。
アザも綺麗に消えた。
神「祝福を。」
光の神が息をふっとかけて現世に雨のように落ちていった。
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Ri_ - (名前)のぞみさん» ありがとうございます(´;ω;`)とっても嬉しいです(´;ω;`)読んでくださりありがとうございます(´;ω;`) (2020年7月15日 20時) (レス) id: 527ae1b069 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)のぞみ(プロフ) - こんにちは(」・ω・)このお話すごく面白いです!頑張ってください!!!!!! (2020年7月14日 22時) (レス) id: 0285c139ec (このIDを非表示/違反報告)
Ri_ - 、さん» 指摘ありがとうございます!外しているはずなんですが…表示されている場合はまた外してみます。 (2020年7月7日 23時) (レス) id: 527ae1b069 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Ri_ | 作成日時:2020年6月29日 21時