八 ページ10
Aside
どうして母さんは鬼だったの?
どうして父さんは人だったの?
どうして2人は恋に落ちたの?
どうして暗黙のルールを、常識を破ったの?
どうして
私を産んだの?
2人が嫌いな訳では無い。
大好きだよ。今でも。
嫌いなのは自分自身なんだ。こんな半端者の私が。
殺したくてたまらなかったんだ。
痛む腕が罰だ。良かった…あの人達食べないで。
食べたら他の鬼たちと同じ。
大丈夫、食べなかったから。これから先もどうにかなるはず。
パチッ…
目を開ければまだそこは暗くて。
屋敷の中。血溜まりの上に倒れていた。
周りの血が自分のモノだと知ってほっと安心する。
?「あ、あの…」
え?
そこにはいて欲しくなかった彼らが。
そこにいた。
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無月 - こちらの作品は十二で終わってしまったんですか?すごく面白かったので続きが気になるところで終わりになってしまっていて悲しいです。もし続きがあるのでしたら楽しみです。応援しています。 (2023年2月12日 15時) (レス) @page14 id: 2d43423786 (このIDを非表示/違反報告)
葉夢 - すごく面白いです!続きがとても楽しみです!作者さん、ご活動応援してます!頑張ってください! (2021年3月4日 21時) (レス) id: a26d65cb38 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ひかり | 作成日時:2021年2月20日 17時