世界の不思議に恋をする

14話 ページ15

Aside



莉犬「なーくん達は、キュアストロベリーのことを「苺姫」とも呼んでるの。」


最近よく一緒にいるようになった。



お昼ご飯を食べてる時は大抵作戦会議。



『苺姫？地雷系にアカウント名にありそう。』

るぅと「それが、ただのあだ名では無さそうなんです。」


え？あだ名以外って、、

もしかして、、私のアカウント名バレたかな？


でも私の裏垢の名前だしなぁ…←



莉犬「前世？とか言ってた気がする。」


『前世？私の前世に苺姫って人が居たってこと？』


るぅと「Aさん自身の話だと思います。」


莉犬「え！？そうなの！？」


いや、莉犬くん把握してないんかい。

るぅと「昔、およそ700年前。苺王国とあったそうです。」


るぅと「それは今のダークベルムの当主と苺王国の姫、苺姫が戦ったとか。」


意外にも壮大なストーリーがあった。



しかも、その苺姫って私かもしれない？


転生してるってこと？




莉犬「ってことは、Aちゃんは当主と対等に戦える力があるってこと？」




るぅと「そういうこと！」




あー…


戦えと。



『味方とかもっとつけた方がいいんじゃ…』



莉犬「俺たちが知ってる限りではいないね。俺たち以外になるとは思えないし。」


るぅと「とくになーくんとジェルくんには気をつけて。」


『え？なんで？』


るぅと「2人は忠誠心が強いんです。勘づかれたら終わりです。」



あんな優しいふたりがね…



昨日の友は今日の敵ってことね←馬鹿

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