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Aside
訓練は諦めた。だって、そんなずっと怒りまくってたら精神持たないし。
また屋上でお祈りをする日々に戻る。
『永遠にこの学園に幸福が訪れますように…』
ﾎﾟｺﾝｯ!!
『いてっ！』
頭になにか落ちてきた。
え、何？私は怪異だからそうそう触れれるものは無いよね？
なんやねん。
足元に落ちたものを見ると小さな瓶。
ちゃんとしたガラス製の。
え…よく「ﾎﾟｺﾝｯ」で済んだね…
本当なら「ﾎﾞｺｯ!!」ってなるよね？
え？え？
瓶にはコルクがしてあり中が変に曇っている。
開けるしかねーよな(。'-')ｳﾝｳﾝ
ﾊﾟｶｯ
煙が空中に抜けていくようになっただけで特に何も起こらない。
えぇ…なんだったの…今の…
ガチャ
今回音多くない？
ジェル「いた！」
『ジェルじゃん。どしたの？』
ジェル「いや、特に用事はないけど…会いたくなって…」
恥ずかしそうにジェルは言う。
え、かわよ。
さすが私の友。
でも、普段ならこんなことしない。
こういうことをする時は決まって辛いことがあった時。
『何があったの？このA様に話してみな？』
ジェル「やっぱバレてたかw」
寂しそうに笑うジェル。
人一倍努力して、人一倍挫折する彼は立ち止まって考える時間が必要なんだ。
ジェルは私の隣に座った。
ジェル「俺、最近上手くお芝居できへんねん。」
ジェルは演劇部に入っている。
エースとも言える彼はとても演技が上手いんだ。
『なんで？なんか部内で揉め事でもあった？』
ジェル「至って平和や。でも、時々考えるんや。Aはもう手の届かないところにいるって…」
ジェル「そう考えると、Aのいない世界で他人のフリして喜んでる俺が、」
ジェル「可哀想に見えてくるんや。」
私のいない世界。
私は彼岸の存在。
もう生きてないから。
この場から離れようと思えば、みんなと別れようとすれば
可能なんだ。
『私はここにいるじゃん。』
ジェル「そんやけど…こうして…」
ジェルはぎゅっと私を強く抱きしめた。
私は時々されてるから慣れてるけどいつもより強く…震えていた。
ジェル「今度こそ…この腕の中からいなくなってしまうのが…嫌なんや。」
気持ち悪いよね…私の体…冷たいでしょ。
こんな日差しが照ってるのに。
ひんやりした私の体を緩めることなく抱きしめる。
『ごめん…でも死んだことはどうにも出来ない。昔を悔やんでも意味は無いよ。』
これ以上のことを私はみんなにしてあげられないから…
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夢花(プロフ) - いつも私シリアス見るとテンション上がるんですよね。ってことでﾍ(ﾟ∀ﾟﾍ)ｱﾋｬｯ��(ﾟ∀ﾟ)/ﾎﾟﾋｬv(´∀｀*v)ﾌﾟｩ!(゜∀。)ﾜﾋｬﾋｬﾋｬﾋｬﾋｬﾋｬ (2021年4月30日 16時) (
レス) id: 78d9e81099 (このIDを非表示/違反報告)
夢花(プロフ) - えええええぇ!大好きな二つがコラボ…最高やん!(☆∀☆)読む前から楽しみ!←はよ読め? (2021年4月30日 16時) (レス) id: 78d9e81099 (このIDを非表示/違反報告)
天 - 誰やねん。吾輩やねん。の所笑いました笑 応援してます！これからも頑張ってください！ (2021年3月8日 19時) (レス) id: 9b7d3c2801 (このIDを非表示/違反報告)
Ri_(プロフ) - 緋奈さん» 完結してあります！プロフ欄もしくは「世界の不思議に恋をする」という名前で調べていただけると見ることができます！是非ご覧ください！ (2021年3月6日 17時) (レス) id: b730aebedb (このIDを非表示/違反報告)
緋奈 - プリキュアと、すとぷりのお話、、、見てみたいです！ (2021年3月6日 16時) (レス) id: cde6977925 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひかり | 作成日時：2020年8月29日 10時
