9 ページ11
寧々side
『ねぇ！勝手に食べないでよ！私の卵焼き！』
これは…Aの記憶？
さとみ「うわ、これバカうめぇ！さすがおばさんだわ。」
『だから食うなって言ってんの！』
仲良いなー。
微笑ましい(* ´ ꒳ ｀* )
普通の授業を受けて
まぁ…寝てるけど。
放課後は毎日告白を受けて…
あ！Aってモテ女だったんだ！
6人がいるから告白も一日に数回ですんでるとか…
場面は変わり、Aの家だった。
「誕生日おめでとう！」
ななもり「これ！俺らからのプレゼント！」
『( ﾟ∀ ﾟ)ﾊｯ！ブレスレット！かわいい！』
『大切にする！』
そっか…
だから毎日つけてたんだね。
ｷｷｯｰｰ!!
ﾄﾞﾝｯ!
莉犬「A！！A！」
道路には血だらけのAと、Aの持ち物。
バラバラになったブレスレット。
死んでるAの腕の中には擦り傷の小さな男の子。
A…男の子を庇って死んだんだ。
莉犬「嫌だよ！A！A！」
さとみ「おい！しっかりしろ！」
ｼｭﾜｯ…
寧々「あれ…」
『あ、おはよう。』
寧々「A…」
ひんやりと体温のないAの手が私の手を優しく握ってた。
ほんとに…死んでるんだな。
つい前までは生きてたのに。
普通の人として話してたのに。
「死」がこんなにも近くにあるなんて…
分かりきってたはずのに…更に実感してしまった。
『さっきねジェルから聞いたんだ。私のお葬式、アネモネが飾られてたんだって。』
『自分の好きな花、覚えてくれる人がいるって幸せだよね。』
無邪気に笑うAを可哀想に感じた。
死んだこと。一番Aが辛いのに。こうやって笑ってられるんだ。
『明日から「祈り」をすることにしたの。』
寧々「祈り？」
『私の役割。幸せを運べるなら…運びたいじゃん。』
寧々「そっか…頑張ってね。」
『クラスにも遊びに行くよ。』
寧々「来て来て！」
変わらない。
寧々「辛かったら…いつでも頼ってね？」
『…っ…うん。ありがとう。あ、これ。』
渡されたのは小さな宝石を組紐のようなもので通したキーホルダーみたいなもの。
『私の力こめてるおまじない。寧々を守ってくれるように。』
寧々「わぁ…綺麗…ありがとう！巫女さんみたいだね！」
『敬いたまえ( *¯ ꒳¯*)』
寧々「あははwww」
ほんとに綺麗な贈り物だね。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 131人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「すとぷり」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
夢花(プロフ) - いつも私シリアス見るとテンション上がるんですよね。ってことでﾍ(ﾟ∀ﾟﾍ)ｱﾋｬｯ��(ﾟ∀ﾟ)/ﾎﾟﾋｬv(´∀｀*v)ﾌﾟｩ!(゜∀。)ﾜﾋｬﾋｬﾋｬﾋｬﾋｬﾋｬ (2021年4月30日 16時) (
レス) id: 78d9e81099 (このIDを非表示/違反報告)
夢花(プロフ) - えええええぇ!大好きな二つがコラボ…最高やん!(☆∀☆)読む前から楽しみ!←はよ読め? (2021年4月30日 16時) (レス) id: 78d9e81099 (このIDを非表示/違反報告)
天 - 誰やねん。吾輩やねん。の所笑いました笑 応援してます！これからも頑張ってください！ (2021年3月8日 19時) (レス) id: 9b7d3c2801 (このIDを非表示/違反報告)
Ri_(プロフ) - 緋奈さん» 完結してあります！プロフ欄もしくは「世界の不思議に恋をする」という名前で調べていただけると見ることができます！是非ご覧ください！ (2021年3月6日 17時) (レス) id: b730aebedb (このIDを非表示/違反報告)
緋奈 - プリキュアと、すとぷりのお話、、、見てみたいです！ (2021年3月6日 16時) (レス) id: cde6977925 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ひかり | 作成日時：2020年8月29日 10時
