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一限を絢とサボって二限が始まる前に教室に戻った
樹「あ」
あ、じゃないし。
絢「樹謝りな！」
樹「…ごめん」
「いや、私こそごめん。生理でイライラしてた」
樹「気遣えなくてごめん」
樹「つか、泣かせてごめん」
そんなにごめんごめん言わないでよって困った顔して絢を見たらどうにか絢の持ち前の明るさで私たちをいつも通りに戻してくれた。
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着信:北斗
お昼ご飯を広げたところで北斗から電話がきた
「もしもし」
北「大丈夫なの？落ち着いた？」
「うん、ごめんね」
北「飯一緒に食おうよ」
「んー、いいよ」
仲直りしたとはいえ、微妙に樹と素直に話せないから北斗と屋上でごはんを食べることにした
北「樹とケンカしたの？」
「なんで？」
北「教室から飛び出したあと樹が出てきた、焦った顔して」
「そっか」
北「大丈夫？」
本当に心配そうな顔で見てくるから申し訳なくなる
「…ジェシーくんのことでちょっとね」
北「あー、なるほどね」
「あと、女の子の日だからいつもより過敏になっちゃって」
北「は？言えよ、寒いじゃんこんなとこ」
「いやいいよ、いつもそんなに酷くないし」
しかも春だし
北「ん、これ掛けてな」
北斗が着てたブレザーを渡された
「…ありがとう」
北斗って華奢に見えるし細いけど、やっぱり男なんだなって思い知らされる大きなサイズ感
「ちゃんとジェシーくんのこと振ろうと思う」
北「いいんじゃない？俺はそーしてくれた方が嬉しいよ」
「一言余計だってば」
北「明日は我が身ってことになりそーだからさっきの言葉撤回」
「もう遅い」
北「えー」
北「ジェス振ってAのこと好きなの俺だけになるけど避けんなよ」
「別に北斗は避けないよ」
北「ふーん」
「なに」
北「別に？」
少し嬉しそうな顔するの、ずるい
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みこ - テンポ良くて読みやすいです！楽しみにしてます！更新頑張ってください☆ (2021年12月24日 6時) (
レス) @page8 id: 54bec8cdd1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mi
| 作成日時：2021年12月23日 1時
