planetarian《松村北斗》 (ページ20)

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慎太郎「んじゃ！カンパーイ！」

仲いい人たちだけでやる同窓会のお酒はすごく美味しい

絢「そういえばA彼氏は？」

「いないよ」

ジェ「まぁじ？笑さすがマドンナ」

北「だっれ1人として振り向かなかったからねこの人」

慎「北斗も好きだったんだっけ？」

北「いいなって思うくらいで終わったなー」

「やめな？」

樹「そしてそのマドンナは俺のことが好きだったっていうね」

絢「マドンナの好きになった男の彼女は親友だったっていうね」

樹「挙句浮気な」

北「お前らほんとにやめとけ？」

ドッと笑いが起きた

2年前といえど、過去のことだから皆言いたい放題

慎「俺北斗とAの雰囲気すごい合ってるなーって思ってたんだけどな」

絢「いやそれは私も！」

北「皆もっと言え」

「調子乗らないで」

北斗に肩パン。

一緒にいると気が楽なのは確か。

「慎太郎は？そういえば」

慎「俺はまぁちょくちょくできたりできなかったり？」

「大学生って感じだね」

お酒はどんどん進み、2時間が経った

北「大丈夫？」

「うー、ちょっと酔った」

北「外の空気吸い行く？」

「うん」

北斗に着いていって外に出るとひんやりした風に少しだけ気持ちよくなった

北「…このあと2人で飲み直さない？」

目は合わさないで地面を見ながら北斗が言った

「…車も置いてるしウチで飲む？」

北「Aがいいなら」

「ん、いいよ」

大学の飲み会でもこういう時は結構あった。
でも必ず断るようにしてたけど、北斗ならいっかって思った

北「あとさ、連絡先ちょーだい」

「高校の時毎日あってたからしてなかったねそういえば」

北「うん」

北「合コンで狙い定めた子にアプローチしてるみたい」

「あは、確かに」

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