planetarian《松村北斗》 (ページ11)

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ジェ「ごめん、遅くなって」

思い立ったら即行動

放課後にジェシーくんを呼び出した

「ごめん、ジェシーくんのこと曖昧にして避けてこっちに来れなくなるようなことして。」

ジェ「いや、俺が勝手に離れただけだし」

「…ジェシーくんの気持ちには応えられないから変に期待させないようにって避けてた。ごめん。でも前みたいに皆で仲良く居たい」

ジェ「んー」

困ったなって顔で上を見たジェシーくん

ジェ「3つ聞きたいことがあるんだけどいい？」

「うん？」

ジェ「…北斗はAちゃんのこと、すき、だよね」

「…まぁ、そんな感じのことは言われた」

ジェ「Aちゃんは？北斗のこと」

ジェシーくんを傷つけることになるとしても正直に言わなきゃいけないって思った

「北斗のことは、いいなって思ってる。好きかどうかで聞かれたらまだ分かんないけど一緒にいて苦じゃないなって思う」

ジェ「そっかぁ。」

ジェ「俺の事、嫌いだったわけじゃない？」

「！そんな、嫌いなわけないじゃん、」

「むしろ…」

むしろ、友達としてすごく好きって言うのはためらった

困ってるとジェシーくんが私の頭にポンっと手を置いてそのまま顔を覗いてきた

ジェ「嫌われてないならいいや！へへっ」

ありがと！って走って下駄箱から出て行った

もっと早くこうすればよかったんだって後悔した

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