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車内の無言を終わらせたのは松田くんだった
元「こういうとき俺が話しかけなきゃね、人見知りなんでしょ?」
「うん、ごめんね」
元「いいよいいよ、俺全然人見知りしないから」
やっぱり人懐っこいんだ
元「じゃ無難に好きな食べ物は?」
「…無難すぎでしょ笑」
思わず笑ってしまった
助手席から振り向いて話しかけてくれてた松田くんは笑った私を見てパァっと顔が明るくなった
元「笑った顔可愛い!」
「え?」
元「やっぱ女子は笑顔だよな〜」
無意識にそんなこと言う松田くんはきっとモテるんだろうな
「夏はパピコで冬は雪見だいふくが好き」
松「え?」
「好きな食べ物」
目が点になったあと吹き出す松田くん
松「このタイミングかよ笑」
あとどっちもオールシーズン食べれるじゃんって付け足してきて、コンビニに行った2人が帰ってくるまでアイストークが始まった
ハルカ「あれ?A喋れてるじゃん」
海「元太のコミュ力舐めんな」
元「人見知りウェルカム」
良かった、いい人たちで
松田くんと話せたから自然に松倉くんとも話せるようになった
元「てか花火買えばよかったね」
ハルカ「わ!ほんとだ!夜の海なんて居るだけじゃつまんない」
海「俺は眠たい!」
ハルカと同じ大学に行ってたら毎日こんな感じなのかなって羨ましくなった
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sun - コメント失礼します。 すごくキュンキュンしてすぐ読んでしまいました。 次の小説も続編も楽しみにしてます!頑張ってください!! (2021年12月24日 17時) (レス) @page31 id: e878fe8712 (このIDを非表示/違反報告)
mi(プロフ) - これさん» ありがとうございます!続編を作るかまた元太くんで違う小説を作るかで迷ってたので参考にさせていただきます!! (2021年11月29日 14時) (レス) id: c3dba5aa4a (このIDを非表示/違反報告)
これ(プロフ) - コメント失礼します 大変面白く、一気読みさせて頂きました!もし宜しければ番外編作って下さい! (2021年11月29日 1時) (レス) id: 9cdc7cb2e7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:fon | 作成日時:2021年9月11日 2時