おまけ side 元太 ページ30
元太side
松田くんが好きって、あんなに顔を赤らめて声を震わせてたあの光景を一生俺は忘れることはないと思う
元太「ケイ、Aちゃんから告られた」
松倉「は?」
あのあとこれでもかってくらいキスしてやって、爆発しそうだったAちゃんをそのまま帰して帰り道にケイに電話で報告することにした
松倉「それ妄想?」
元太「現実だわ笑」
線香花火勝負の話をしたら、キツいわ〜って笑われた
松倉「それで負けて告られるってダサすぎな」
元太「まぁ今までもこれからも一生見れないであろう最高級の可愛いAちゃん見れたから結果最高じゃん?」
松倉「良かったねー」
棒読みのくせに実は喜んでくれてるとこ、俺はちゃんと分かってる
元太「ケイありがと」
松倉「なんだよ急に」
元太「ん?いっぱい相談聞いてもらったなって」
松倉「元太だっていつも聞いてくれてるじゃん」
ほんと俺ら仲良いな
ケイと電話を切って近くにあったベンチに座って夜空をぼーっと見てた
元太「録画したかったな」
ポツンとつぶやいた
ほんとに可愛かった
よく皆の前で話すタイプ、「超可愛い人」
顔が超可愛いとかそんなことではなかった
まさにあの瞬間、超可愛かった。
あの場では強がって余裕そうにしてたけど、実際思い出すだけで手が震える今があの時の緊張を物語ってる
宙に浮いたような幸福感に逆に吐き気がするくらいだ
早く彼女になってほしいなんて何度も言ってきていざ彼女になったら緊張するなんてだせぇな。
やっと叶った恋の余韻にしばらくその場から動けないでいた_
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sun - コメント失礼します。 すごくキュンキュンしてすぐ読んでしまいました。 次の小説も続編も楽しみにしてます!頑張ってください!! (2021年12月24日 17時) (レス) @page31 id: e878fe8712 (このIDを非表示/違反報告)
mi(プロフ) - これさん» ありがとうございます!続編を作るかまた元太くんで違う小説を作るかで迷ってたので参考にさせていただきます!! (2021年11月29日 14時) (レス) id: c3dba5aa4a (このIDを非表示/違反報告)
これ(プロフ) - コメント失礼します 大変面白く、一気読みさせて頂きました!もし宜しければ番外編作って下さい! (2021年11月29日 1時) (レス) id: 9cdc7cb2e7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:fon | 作成日時:2021年9月11日 2時