2 ページ2
＊
海斗が私から居なくなって1ヶ月が経った
講義を終わらせて高校からの友達のハルカとの待ち合わせ場所に向かった
ハルカ「Aって絶対今まで後悔してきた過去しかないでしょ」
「ごもっともです…」
未だ海斗に振られた傷は癒えてないのだ
ハルカ「やり直せるんじゃないの？あんたが不安にさせてたからこうなったことだし」
「…海斗は優しいから私に言わせただけだよ、それに海斗は真っ直ぐな人だから決めたことを曲げないよ」
ハルカ「ほんっと今回のことに関してはあんたがバカだし宮近くん手放すとか勿体なさすぎだし色々気付くの遅すぎ！」
「私一応メンタル死んでるんだよ？」
ハルカからの罵声を浴びせられながら思い出す高校時代
成績優秀で容姿端麗、おまけに分け隔てなく優しい海斗はぶっちぎりでモテていた
「なんで私なんか彼女にしたんだろ」
ハルカ「まぁあんたは誰もが振り向く白石麻衣ちゃんと西野七瀬ちゃんを足して2で割った顔してるもんね」
「そんな贅沢な顔してません」
坂道の事務所の方にスカウトされたことはあったけど、海斗と別れたくなかったら断ったこともあった
思い返せば自分で思ってる以上に海斗のこと好きだったんだ
ハルカ「あーあ」
完全に撃沈した親友をケラケラと笑いながら見てるハルカは私のことを慰めるつもりはないみたいだ
_
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 907人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
sun - コメント失礼します。 すごくキュンキュンしてすぐ読んでしまいました。 次の小説も続編も楽しみにしてます！頑張ってください！！ (2021年12月24日 17時) (
レス) @page31 id: e878fe8712 (このIDを非表示/違反報告)
mi(プロフ) - これさん» ありがとうございます！続編を作るかまた元太くんで違う小説を作るかで迷ってたので参考にさせていただきます！！ (2021年11月29日 14時) (レス) id: c3dba5aa4a (このIDを非表示/違反報告)
これ(プロフ) - コメント失礼します 大変面白く、一気読みさせて頂きました！もし宜しければ番外編作って下さい！ (2021年11月29日 1時) (レス) id: 9cdc7cb2e7 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：fon
| 作成日時：2021年9月11日 2時
