39話 数量限定アイス ページ41
夢主side
あれから少し走ってから轟君と別れ、家に着いた。
汗をかいたのでシャワーを浴びようと洗面所へ向かう。
汗を流しながらランニング中のことを思い出す。
嫌でも意識してしまいそうな轟君のあの言葉。
轟君は何も考えずに言ったことだろう。
でも私はそのような言葉に慣れていないため言われると心に何かザワつくものがある。
これは何なのだろうか。
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─────
そして、今日は体育祭の前日。
明日体調を崩しては元も子もないので、すべきことを夜8時までに終わす事にした。
お風呂から上がり、あとはストレッチをするだけだ。
ストレッチをしようとリビングに座ると、お風呂上がりの勝己が美味しそうなアイスを食べていた。
勝己か食べているあの美味しそうなアイス。
勝己に限ってそんなことはないと思いながらも確認のため冷凍庫を覗いた。
『…！勝己、それ私のアイス！』
勝「あ"ぁ？」
『袋に名前書いてたじゃん！なんで見ないの！私食べようと思って取っといたのに〜！』
そう。勝己が食べていたのは私が好きなアイスの種類の
勝「知らねーわ！さっさと食べんのが悪いんだろうが！」
『数量限定だからお楽しみとして取っておいたんだよ！』
すると突然、口論を繰り広げている私達の間に母が、
母「そんなこともあるかと思い、数量限定アイスあと2つ買っておきました〜！」
『あるんだったら早く言ってよ〜！』
母「だってあんた達2人が喧嘩してるの見るの何年ぶり？つい面白くて見てたの。」
母が面白がっているのは気に食わないがアイスに免じて許そう。
ストレッチをしてアイスを頬張る。
勝「アイスで喧嘩なんて小学生じゃねぇか。」
『事の発端はあんただよ、バカツキ。』
勝「誰が馬鹿だあ"ぁん？」
母「取っ組み合いは止して！」
『「気に食わないからダメ/だ!!」』
母「(こういうとこだけ似てんのね…笑)」
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苺チャン(プロフ) - 苺ミルク飴さん» コメントありがとうございます！私も苺ミルク飴様の作品応援しております!改めて本当にありがとうございます! (2020年12月12日 22時) (
レス) id: ec803e055d (このIDを非表示/違反報告)
苺ミルク飴(プロフ) - 凄い面白いです！特に36話凄いニヤニヤしちゃいました笑更新頑張ってください！応援してます！ (2020年12月12日 22時) (レス) id: b4b2a74632 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：苺チャン | 作成日時：2020年10月17日 20時
