天女と上級生の段 ページ38
勘右衛門side
俺たちは今日いつものように天女の周りの中へと入っていた
今思えばなんで俺たちはこんな女のことが好きになったんだろうって思う。
潮江先輩なんか柄にもなく頬を赤くしながら恋する男子のような感じで
しかも隈がきれいにとれて…一瞬誰かわかんなかったぞ…
兵助もそう思ったに違いない…。
食満先輩なんて普段この時間なら早朝トレーニングしているはずなのに最近鍛錬している姿を見たことがない…。
まぁ、それもそうか毎日天女なんかのほうへ行っていてろくに鍛錬していないもんな
朝方いるだけでも俺はうんざりしはじめた…
兵助もげんなりしているようだ…。
香りは濃いし、なんか…近づきたくない感じだ
なぁ、俺たちはこの最悪な状況の中で毎日いなくちゃいけないのかぁ〜
A〜…俺は遠い目で食堂の出入り口を見つめた…
そういえば…今日は保険委員長を元に戻すとか言っていたな…
心配だ…
あいつは体が弱いくせにすぐに無理をするからな…
そして俺たちはいつものように町へ向かった
立花先輩がきれいな簪をプレゼントしていた
しかもすっげぇ高そうなやつ…立花先輩よくあんな金持っていたな…
甘味処でお茶をしながら早く忍術学園に帰りたいと心底思った
少し離れたところで兵助と団子を食べていた
兵助≪こんなことなら…Aと一緒に食べたいのだ…≫
兵助は不満そうにつぶやいた
勘右衛門≪そうだなぁ〜…あいつ今頃何してるんだろうな…≫
兵助≪そういえば…伊作先輩がいないな≫
勘右衛門≪そういえば、…町に行く前から見ていないような…
また、不運な目に遭っているのかもしれんな≫
兵助≪…違いない…Aにとったらチャンスかもしれない…≫
勘右衛門≪あぁ、今頃伊作先輩に声をかけているんじゃないか？行ってみるか？≫
兵助≪そうだなぁ、…心配だしここにはいたくないしな…行こう≫
勘右衛門≪おう！≫
俺たちは静かに気配を消して忍術学園のほうへ戻っていった…。
俺たちのことをじっと見つめていた視線に気づかずに…
？「……」
しかし…俺たちはこの後、信じられない光景を目の当たりにするまで…あと少し…。
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ゆい - 言葉足らずですみません、字が間違っていると思うので、修正して頂けると嬉しいです！ (2019年12月23日 2時) (
レス) id: c2ad18a2b2 (このIDを非表示/違反報告)
蒼真(プロフ) - ゆいさん» 字事態がよみにくいですか？保険委員会と書くと字が違うと指摘があると思うのですが…汗） (2019年12月22日 18時) (レス) id: 0bad24017f (このIDを非表示/違反報告)
ゆい - 保健委員会のけんの字を修正していただけると読みやすくなると思います！ (2019年12月21日 22時) (レス) id: c2ad18a2b2 (このIDを非表示/違反報告)
蒼真(プロフ) - ゆいさん» 応援してくださりありがとうございます！展開が決まり次第少しずつ更新しますのでお待ちください☆ (2019年12月16日 21時) (レス) id: 0bad24017f (このIDを非表示/違反報告)
ゆい - 応援してます！ (2019年12月16日 2時) (レス) id: c2ad18a2b2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蒼真 x他1人 | 作成日時：2019年3月10日 20時
