絶体絶命のピンチ…の段 ページ37
皆が冷たい目で殺気をまといながらこちらを見つめてきた…
「…ぅぐぅ」
まずい…例の発作がでそうだ…こんなところで吐血するわけにはいかない…
耐えるんだ…
留三郎「隙あり!!」
「…ぐぅ、…かはっ」
双剣がはじき落され僕の鳩尾に強い拳が入りべちゃりと血を吐いてしまった…
後方へ強く吹き飛ばされて壁に激突し意識が飛びそうになる
二人((A!?!))
≪来るな!!≫
矢羽根で二人を制止させる…
≪僕は…大丈夫…、だから…≫
二人は何もできない悔しさのあまりに歯を食いしばりながら俯いた。
愛華「どぉしたのぉ〜みんな…ってこの状況は一体何なの!?」
仙蔵「天女様…ここは危ないです…お下がりください」
仙蔵が天女を庇うように前に出た。
文次郎「ふん、…こいつは裏切り者です…」
留三郎「伊作を落とし穴に嵌めて殺そうとしたんだ」
小平太「…そいつは危ないな…」
長次「忍術学園にそんな奴は必要ない」
八左ヱ門「…始末しましょう」
今までずっとあっても黙っていた八左ヱ門の口から…僕を殺そうと提案してきたことに
絶望を感じた…
「…はぁ、…はぁ…ぅぅ…ぐ、」
胸の動悸が激しい…
三木衛門「最低ですね…」
滝夜叉丸「こんな人が先輩だったなんて」
喜八郎「…許せないですね」
タカ丸「……」
四年生たちまで僕をすごい殺気を出しながら睨んできた…。
これは、皆を取り戻す前に僕の命が亡くなりそうだな…はは…。
伊作先輩はいつの間にか助け出されておりこちらをにらんでいた…
愛華「そんな酷い忍たまがいたなんて…あいか怖い〜…震)」
仙蔵「大丈夫ですよ…我々が排除いたしますから…」
仙蔵は文次郎に視線を送ると矢羽根で会話していたのか頷きそれぞれ武器を構えだした
文次郎「やれ!!」
その合図とともにそれぞれの得意武器が僕をめがけて集中砲火された…
兵助・勘右衛門((…っ、A〜〜!!))
泣きそうな顔でこちらを見て矢羽根で叫んできた
僕は覚悟を決めて目を閉じる
ごめん、…みんな…元に戻すの…失敗しちゃったかもしれない…
皆と一緒に…桜…見に生きたかったなぁ〜
せめて卒業までは…一緒にいたかった…
僕はそこで意識を手放した…。
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ゆい - 言葉足らずですみません、字が間違っていると思うので、修正して頂けると嬉しいです! (2019年12月23日 2時) (レス) id: c2ad18a2b2 (このIDを非表示/違反報告)
蒼真(プロフ) - ゆいさん» 字事態がよみにくいですか?保険委員会と書くと字が違うと指摘があると思うのですが…汗) (2019年12月22日 18時) (レス) id: 0bad24017f (このIDを非表示/違反報告)
ゆい - 保健委員会のけんの字を修正していただけると読みやすくなると思います! (2019年12月21日 22時) (レス) id: c2ad18a2b2 (このIDを非表示/違反報告)
蒼真(プロフ) - ゆいさん» 応援してくださりありがとうございます!展開が決まり次第少しずつ更新しますのでお待ちください☆ (2019年12月16日 21時) (レス) id: 0bad24017f (このIDを非表示/違反報告)
ゆい - 応援してます! (2019年12月16日 2時) (レス) id: c2ad18a2b2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:蒼真 x他1人 | 作成日時:2019年3月10日 20時