それぞれの想いをぶつけの段 ページ25
久々知side
俺は思わず火薬庫の扉を開けてしまった久しぶりに見る後輩たちの目には
戸惑いと失望と様々な表情が瞳の奥に見て取れた……
俺は数歩前に出ると三郎次が両手を広げて伊助やタカ丸さんたちを庇うように体制を構えていた。
俺はそんな後輩たちに複雑な思いを感じ取れた。
久々知「……みんな、……ごめん！！」
「「「っ？！！」」」
伊助「え？」
俺は頭を下げてみんなに謝罪をする……突然のことに三人が目を見開いた。
三郎次「……なんの、謝罪ですか？」
久々知「俺、今までの自分はどうかしていた。忍者になるためにこの学園に入学して今まで頑張ってきたのに天女の妖術にやられて君たちにひどいことをしてきた……
本当にすまない！今までの俺は俺であっておれじゃない！
昨日草薙に言われてきたんだ……今の現状を見たことがあるのか、後輩たちの絆に溝ができ始めているのにお前たちは気づいていないんだって！
そしてお前たちの想いを先ほど聞いてやっと目が覚めたんだ！
本当にごめん！今まで迷惑をかけていまさらと思うかもしれないけど…
俺、またみんなと火薬委員会を続けて…いいかな？
今まで疎かにしたぶん精一杯働くし！今度は俺が皆を守るから！
もう一度一緒に委員会をやることを許してほしい！
……だめ、…かな？」
タカ丸「ううん、そんなことないよ！久々知君！」
伊助「そうですよ！俺たち信じて待ってました！必ず先輩は戻ってきてくれるって！！
おかえりなさい！久々知先輩！！」
タカ丸「おかえりなさい」
久々知「っ！伊助、タカ丸さん！！」
二人は俺が帰ってきたことを喜んでくれた…あとは、三郎次だけ…
三郎次のほうを恐る恐るちらりと視線を送ると二人も視線を向ける。
今まで黙っていた三郎次が口を開いた
三郎次「……俺、久々知先輩のこと尊敬していました」
久々知「うん」
三郎次「でも、あの女に現を抜かして今までのことを放り投げてきた」
久々知「……うん」
三郎次「でも、先輩はちゃんと過ちに気づいて僕たちのところに戻ってきてくれました
……おかえりなさい久々知先輩！」
久々知「っ？！ただいま！みんな」
伊助が僕の胸に飛び込んできた反射的に受け止めると伊助はうれしそうな顔をして笑ってくれた
タカ丸さんや三郎次も俺のところに集まってきて笑っておかえりって言ってくれた……
俺はやっと本来の自分を取り戻せたような気がした
「みんなありがとう」
俺は今日から火薬委員長に戻ります
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ゆい - 言葉足らずですみません、字が間違っていると思うので、修正して頂けると嬉しいです！ (2019年12月23日 2時) (
レス) id: c2ad18a2b2 (このIDを非表示/違反報告)
蒼真(プロフ) - ゆいさん» 字事態がよみにくいですか？保険委員会と書くと字が違うと指摘があると思うのですが…汗） (2019年12月22日 18時) (レス) id: 0bad24017f (このIDを非表示/違反報告)
ゆい - 保健委員会のけんの字を修正していただけると読みやすくなると思います！ (2019年12月21日 22時) (レス) id: c2ad18a2b2 (このIDを非表示/違反報告)
蒼真(プロフ) - ゆいさん» 応援してくださりありがとうございます！展開が決まり次第少しずつ更新しますのでお待ちください☆ (2019年12月16日 21時) (レス) id: 0bad24017f (このIDを非表示/違反報告)
ゆい - 応援してます！ (2019年12月16日 2時) (レス) id: c2ad18a2b2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蒼真 x他1人 | 作成日時：2019年3月10日 20時
