崩壊寸前の前兆の段 ページ12
一刻も早くその場を離れたかった僕は五年生と久しぶりに話せた喜びを振り払い、食堂を後にした。
そういえば最近下級生たちの姿が校庭でみなくなった気がする。
天女様が来てから早くも一週間弱が経った気がする
五年生たちも僕のことは蚊帳の外で…授業にも出ずに、天女様と遊んでばかりだ
これでは、下級生たちに示しが立たないのではないのか？
医務室の前に立ち静かに「失礼します」といい扉を開くと乱太郎と数馬が担当だったようだ。
乱太郎「あぁ！A先輩！こんにちわ！」
数馬「まて！乱太郎！」
ニコニコしながら乱太郎が僕のほうに駆け寄ろうとしていたが数馬がそれを止める乱太郎はそれに驚き「えっ？」と首をかしげながらこちらを睨むように見る。
数馬「……、草薙先輩何しに来られたんですか？」
「………え？何しにって…、僕は保険委員会なんだから、委員会活動しにきたんだけど」
何かあったのか？と首をかしげると二人はお互いを見合い頷いた
すると乱太郎は嬉しそうに本当にいつもの先輩だ〜！と嬉しそうにこちらに飛びついてきた。
「うわっ！乱太郎、どうしたんだい？……数馬も？！」
数馬も無言でこちらに飛び込んできた二人の衝撃に思わずしりもちをつき後ろに倒れこんだ
えぐえぐと泣き始める乱太郎に数馬は僕の胸の中でただ顔を埋めていた。
そのあと…乱太郎たちに今の現状を知らされた…。
どうやら天女が現れてから僕以外の四年生から六年生の上級生全員が来なくなり、委員会が機能しなくなったようだ
「……そうだったのか、すまない今まで気づかないでいて…」
乱太郎「いえ、私はA先輩が来てくださっただけでもうれしいです！！」
数馬「そうですね、上級生にしか扱えない薬草とかもあるので、僕らでは手が出せませんから支持を頂けると助かります」
「わかった…それじゃあ、その辺は僕が担当しよう君たちは包帯のまき直しとそれから在庫の確認をお願いします」
乱太郎「はーい」
数馬「わかりました」
その数分後僕らが委員会活動をしていると、傷だらけの下級生それも用具委員と体育委員会だった
乱太郎「しんべヱに喜三太！それに金吾、時友先輩！どうしたんですか！？その傷！」
「至る所に擦り傷と打撲痕があるね、今手当てをするからおいで？」
しんべヱ「えっ！？あなたは五年ろ組の草薙A先輩！？」
喜三太「はにゃ、本当だ！どうしてこんなところに！？」
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ゆい - 言葉足らずですみません、字が間違っていると思うので、修正して頂けると嬉しいです！ (2019年12月23日 2時) (
レス) id: c2ad18a2b2 (このIDを非表示/違反報告)
蒼真(プロフ) - ゆいさん» 字事態がよみにくいですか？保険委員会と書くと字が違うと指摘があると思うのですが…汗） (2019年12月22日 18時) (レス) id: 0bad24017f (このIDを非表示/違反報告)
ゆい - 保健委員会のけんの字を修正していただけると読みやすくなると思います！ (2019年12月21日 22時) (レス) id: c2ad18a2b2 (このIDを非表示/違反報告)
蒼真(プロフ) - ゆいさん» 応援してくださりありがとうございます！展開が決まり次第少しずつ更新しますのでお待ちください☆ (2019年12月16日 21時) (レス) id: 0bad24017f (このIDを非表示/違反報告)
ゆい - 応援してます！ (2019年12月16日 2時) (レス) id: c2ad18a2b2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蒼真 x他1人 | 作成日時：2019年3月10日 20時
