ブラコン度13% ページ14
手を斬られた鬼は、すこし驚いた表情をした後私のほうをゆっくりと見た。まるで、嘗め回すように。
「きもちわる…」
そんなことおもっていたら感想が口に出ていたらしく「なんだと!」という鬼の抗議する声が聞こえてきた。え、鬼って自我あるんだ。そんなこと思いながら錆兎に話しかける。
「錆兎、戦える?」
そう聞くと、すこしだけ顔をしかめて「刀が…」そう答えた。
あっ、まって名案思いついてしまった。私天才か???????
「錆兎!これ使って!!!」
そう叫んで自分の、いや正確には祖先?の日輪刀を錆兎に向かって投げる。
「_は?」
ナイスキャッチ!と叫ぼうとしたのだがそれは錆兎のそんな低い声でさえぎられてしまった。
ええ、名案じゃない…?そんなことをおもっていたら
「俺がこれを使ったとして、その間はAはどうするんだ!」
そう、少し怒鳴られるように叫ばれた。誠に心外である。
「いや、別に錆兎が鬼倒すしいらなくない?」
そういうと、錆兎は私からすこし目線を逸らした。なぜだ。
「私には、多分倒せない。私はまだ、弱い。君は私より強い。だから、この刀を、私の命を預けるよ__錆兎」
そう、言えば「ああ」という声が聞こえてきた。
その声は誰よりもたくましくて、強かった。
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若葉 - 次の話も更新してないのって何でですか? (2020年11月10日 0時) (レス) id: 5ef262c096 (このIDを非表示/違反報告)
ももも - 何で更新再開なのに全然更新してないんですか?楽しみにしてるんですけど… (2020年7月30日 1時) (レス) id: 446891bd7a (このIDを非表示/違反報告)
あーるぐれい(プロフ) - 名無しの刃さん» コメントありがとうございます!!後藤さんは絶対にいいお兄さんですよね!作者は兄がいないのでお兄さんがいるのすこし羨ましいです!!アッ…(同じことを思ったことがある人) (2020年1月2日 17時) (レス) id: 90ef15cd2f (このIDを非表示/違反報告)
名無しの刃 - いやー、後藤さんが兄だったらブラコンになるわな。それに比べてワイの兄は・・・(遠い目)アッもしかしたら2次元にハマったのも3次元の男子が原因か・・・? (2019年12月28日 21時) (レス) id: f9e7ef5e02 (このIDを非表示/違反報告)
あーるぐれい(プロフ) - 菜摘さん» コメントありがとうございます!赤点回避ぎりぎりでしたができてほっとしてます…(おい)ありがとうございます!これから停止してた分も更新できるようがんばります! (2019年12月28日 16時) (レス) id: 524d7b9113 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:叶うならば床になりたい | 作成日時:2019年9月16日 20時