死んだらジイドに成り代わったんで、原作がっつり壊そうと思う(白目)

武装探偵社 ページ11

「ここか」


ルイスたちと話しながら階段を上っていたらいつの間にか武装探偵社についてたらしい。


目の前にある木の扉をこんこん、とたたく。


「はい、なんでしょうか？」


中から聞こえてきたのは、明らかに青年の声。これは、18くらいかな？なんて考えていたらキイ、と音をたてて扉が開いた。


「依頼のかたですか？」


そうたずねてくる彼の瞳は純粋で、なんにも疑ってないのかとおもうと少し不安になってしまう。



なんだかこの少年をみると昔のルイスを思い出してしまうな。

そんなことを俺が考えている間にルイスが色々説明をしてくれていたらしく、社長である福沢さんと話すことになっていた。


いや、優秀すぎないか？そうおもっていたのが思わず顔に出ていたらしくルイスから「ジイド、顔」といわれた



いや、なかなかひどくないか…？？

そうおもっていたら皆動いているのに俺だけ突っ立ていたらしく朔が「大丈夫ですか…？」と服の袖を引っ張ってきた。


「ああ」


そうは答えたものもなんだかリーダーとして顔が立たないななんておもいながら出来るだけ顔を引き締めて、足を進めた。



「さあ、勝負開始ってやつか」


小声でつぶやいたつもりであったが、ルイスにも聞こえていたらしく


「勝つよ」


横から自信ありげな声が聞こえてきた。

武装探偵社1→←刻ノ流レ

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す