私の上司はキムデビル

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「あの、本当にこんな所にタダで住んでいいんですかね・・・。」



JN「まだそんなこと言ってるの笑」





いい加減慣れなよ〜とケラケラ笑っているソクジンさん









JN「あ、何階がいい？ １６階、４６階、５７階が空いてるけど」



「えっ、随分差がありますね・・・。」



JN「まあエレベーターとか待つ手間が省けるのは下だけどせっかくなら景色綺麗な上の二つがおすすめだな」



「じゃあ、上の２つみてもいいですか」



JN「了解〜」









しばらくして、エレベーターがきて４６のボタンを押す。








JN「Aちゃんは彼氏とかいるの？？」



「えっ、いないですよ笑」



JN「えー、作らないの？？」



「作らないんじゃなくて、できないんです」









喧嘩売ってます？？と憎まれ口をたたけば、もうー怒んないでよーと口を膨らませるソクジンさん









いや、かわいいな。

そういうぶりっこしても似合うところが悔しい。









JN「誰かいい人でもいた？？」



「まだ入社して３日目ですよ？！そんな見てる暇ないですよ笑」



そういうと、興味なさそうにふーんと前を向く









チーン









JN「あ、ついた。」



エレベーターを降りて、一番奥の部屋に向かう。


ガチャっ







JN「どうぞ〜」



「おじゃましまー・・・・うわ・・・」









玄関が広いのももちろんだけど、何より床が一面大理石でできていて


廊下の左右に何の部屋へつながっているのかわからない扉がいくつもある。




JN「リビングはこっちだよ」





そういうと、廊下の一番奥の扉の中へ消えていくソクジンさん



慌てて靴を脱いで部屋の中へお邪魔する。







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