呪い姫【呪術廻戦】

8夜＊人間の指 ページ10

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貴女side







貴「私は馬鹿か…」





学校戻って図書室に夜までいてしまった。
おかげで学校もう閉鎖してる。



というか、今日はより嫌な空気が漂ってる。




というか…私寝てた←







貴「目痛い…(そういえば先輩たち、今日悠仁が拾ったあの変な物のお札剥がすって言ってた。

部室、行ってみよっかな。心配だし)」








見回りもいない廊下を歩く。

階段を登ったら、今朝よりも嫌な感じがした。





貴「っ！」






私は部室まで走り出していた。












__________''ガラッ''










佐々木「うわ！！？Aちゃん！？」



井口「び、吃驚した…警備員かと思った」








貴「す、すみません…それより、あの、ソレ」





佐々木「あ、ホラ。虎杖が拾ったやつ。お札なかなかとれなくて_____




おっ、とれた！とれたわよ！」











ハラリ、と巻いていた札が剥がれた。







佐々木「うっわ!!」



井口「どうした！？」





貴「っ…！！」














佐々木「人間の…指……？」













_____''バッ''








佐々木「えぇ！？」

井口「冬目！？」






貴「くっ…」







佐々木先輩からその不気味な指をとり上げ、剥がれたお札を拾い巻き直す。



が、うまく巻けない。






貴「(ま、巻けない、くっ付かない…っ、どうしよう！！)」





コレがなんなのか分からない。

でも拾った時から、見た時から嫌な物だとわかっていた。












早く手放すんだった


早く捨てるべきだった










現に今_____

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