6夜*人を助けろ ページ8
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倭助「手の届く範囲でいい。
救える奴は救っとけ。
迷っても感謝されなくても、とにかく助けてやれ。
それからな…Aちゃんの事も、ちゃんと守ってやれ。
生きてきて、幸せだと思わせてやれ。
オマエは大勢に囲まれて死ね。
俺みたいになるなよ」
虎「……爺ちゃん?」
それから…呼びかけても、爺ちゃんは返事をしなかった
触れてみれば
冷たかった
《はい、どうされました?
………虎杖さん?》
虎「爺ちゃん、死にました」
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Aになんて伝えればいいんだろうな
って思いながらペンを走らせ、死亡届の欄を埋めていく。
看護婦「うん。必要な書類はこれで全部ね」
虎「ウッス。お世話になりました」
泣いた後、死亡届の手続きが終わる頃にはもう夜中になっていた。
看護婦「本当に大丈夫?」
虎「そーっスね。こういうの初めてなんでまだ実感湧かないかな……
でもいつまでもメソメソしてっと爺ちゃんにキレられるし、後は笑ってこんがり焼きます」
看護婦「言い方…!;」
「虎杖悠仁だな」
今この場に合わないトゲトゲしい声で俺の名前を呼ばれた。
そこには、全身黒い制服みたいなのを着た歳が近そうな男が立っていた。
伏「術高専の伏黒だ。
悪いがあまり時間がない。
オマエが持ってる呪物はとても危険なものだ。今すぐこっちに渡せ。」
虎「じゅぶつ…?」
喪中なのに突然訳わからない事を言う。
伏「これだ。持ってるだろ」
スマホに入ってい写真を見せられる。
その写真に見覚えがあった。
虎「んー?…あーはいはい、拾ったわ」
そして自分は別に構わないが、先輩がその呪物を気に入っているから渡す理由を説明して欲しいと。
それに対して伏黒は、呪いに関する最低限の知識を説明していった。
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黒なっち(プロフ) - マニ。さん» ボードはここ数年いじっていませんが、少しだけならいいですよ! (1月5日 20時) (レス) id: da9851d8b5 (このIDを非表示/違反報告)
マニ。(プロフ) - 黒なっちさん» ✉️。こんにちは!とても面白いです!もしよろしければボードで会話しませんか?お返事お待ちしています! (1月5日 19時) (レス) id: 4c65165166 (このIDを非表示/違反報告)
黒なっち(プロフ) - えびふらいたこさん» 私、死にたいィィ!!教えていただきありがとうございます_:(´ཀ`」 ∠): (11月20日 13時) (レス) id: da9851d8b5 (このIDを非表示/違反報告)
えびふらいたこ(プロフ) - 楽しく読んでおりますが、一点だけ訂正をお願いします。虎杖の下の名前は「悠二」ではなく、「悠仁」です。にんべんがつきます。細かくて申し訳ありません。 (11月20日 0時) (レス) @page8 id: 5b9b42251c (このIDを非表示/違反報告)
黒なっち(プロフ) - ゆきさん» 最初のコメント、ありがとうございます😋 (11月18日 20時) (レス) id: da9851d8b5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:黒なっち | 作成日時:2023年11月18日 1時