40夜*実地試験 ページ42
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___''ズズズズズ…''
貴「わぁ、黒いオーラ…」
伏「いますね、呪い」
虎・釘「嘘つきー!!」
虎「六本木ですらねー!!」
釘「地方民を弄びやがって!!」
思ってた観光場所とは真逆のところへ連れてこられ大騒ぎ。
特に釘崎さんはしばらく怒りが収まらなかった。
そんな中、一足早く気持ち切り替えた悠仁。
はやっ…もういいんだね
貴「で、どうしたんですかここ…」
五「でかい霊園があってさ。廃ビルとのダブルパンチで呪いが発生したってわけ」
虎「やっぱ墓とかって出やすいの?」
伏「墓地そのものじゃなくて、墓地=怖いって思う人間の心の問題なんだよ」
貴「…なるほど」
虎「あー学校とかも似た理由だったな」
釘「ちょっと待って。コイツらそんなこと知らないの?」
伏「実は…」
釘「飲み込んだぁ!?特級呪物をぉ!?
きっしょ!ありえない!!衛生観念キモすぎ!!無理無理無理無理無理」
虎「んだと?」
伏「これは同感」
貴「(私なんて寄生されてる様なものだけど…)」←
眼には見えない心臓が二重になってるようなものだよ私。
五「君達が何処までできるのか知りたい。
ま、実地試験みたいなものだね。
野薔薇、悠仁、二人で建物内の呪いを祓ってきて」
釘「げっ…」
虎「あれ、でも呪いは呪いでしか祓えないんだろ?俺、呪術なんて使えねぇよ?」
五「君はもう半分呪いみたいなものだから、身体には呪力が流れているよ。
でもま、呪力のコントロールは一朝一夕じゃあ行かないから…あ、Aみたいな例外を除いてね。
これを使いな」
五条先生は大きな包丁のような物を悠仁に渡した。
虎「おぉ」
五条「呪具『屠坐魔』。呪力のこもった武器さ。これなら呪いにも効く」
釘「ダサ」
…あれ?
貴「私も行かなくていいんですか…?」
五「Aはまだ式神の使い方を会得してないから、戻ってきた2人に反転術式でもかけてあげて。
Aはまず治癒術の力を身につけていこうね。
あーそれから、宿儺は出しちゃ駄目だよ。アレを使えばその辺の呪いなんて瞬殺だけど、近くの人間も巻き込まれる。
隙あればまたAに接触する可能性があるからね」
釘「? はやくしろよ」
早速ビル内に入って行こうとする悠仁と釘崎さんを見送る。
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黒なっち(プロフ) - マニ。さん» ボードはここ数年いじっていませんが、少しだけならいいですよ! (1月5日 20時) (レス) id: da9851d8b5 (このIDを非表示/違反報告)
マニ。(プロフ) - 黒なっちさん» ✉️。こんにちは!とても面白いです!もしよろしければボードで会話しませんか?お返事お待ちしています! (1月5日 19時) (レス) id: 4c65165166 (このIDを非表示/違反報告)
黒なっち(プロフ) - えびふらいたこさん» 私、死にたいィィ!!教えていただきありがとうございます_:(´ཀ`」 ∠): (11月20日 13時) (レス) id: da9851d8b5 (このIDを非表示/違反報告)
えびふらいたこ(プロフ) - 楽しく読んでおりますが、一点だけ訂正をお願いします。虎杖の下の名前は「悠二」ではなく、「悠仁」です。にんべんがつきます。細かくて申し訳ありません。 (11月20日 0時) (レス) @page8 id: 5b9b42251c (このIDを非表示/違反報告)
黒なっち(プロフ) - ゆきさん» 最初のコメント、ありがとうございます😋 (11月18日 20時) (レス) id: da9851d8b5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:黒なっち | 作成日時:2023年11月18日 1時