35夜*幸せにできない ページ37
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それからAと6年生まで一緒にいた。
嫌がらせした男子は懲らしめた。
虎『テメェらまたやりやがったなあァァァァァ!!??💢』
『Σ ;ギャアアアア!!?』
Aはその頃に、笑うようになったし、何かに怯えるような仕草は見えなくなった。
参観日に来る大人達はAの噂を知っていた。
『あの子、児童施設にいるんですって』
『何も覚えていないなんて…』
『オバケとか見えるって言ってたらしいわ』
貴『…っ』
虎『…(°皿°💢ガルルルッ』:big)
『『『(え〜…;;)』』』
虎『Aは俺が守るからな!』
それが俺がAに出来る事。
虎『おぉ!怪我治った!!明日プール入れるぞぉ!!』やったぁ!
貴『ひ、秘密にしてね…この事』
虎『するする!俺らだけの秘密だ』
中学入れば、小学校にいた奴らとは数人離れ離れになったけど、Aと一緒だったから寂しくはなかった。
一緒だった奴もいたけど、Aと仲良くした奴もいた。
Aは…中学ではモテていた。
Aが弓道部に入れば覗きに来る奴や告る奴も。
(ちゃんと振っている)
一部、Aが気に食わない奴もいる。
あんなに告られて、誰かと幸せになろうとか思わないのか、と思った。
虎『告白、なんで受けないの?そいつといれば幸せになれるし…
なんも思い出なかったら、死んだら後悔しちまうぞ?』
貴『私ね…なんでかわからないけど、死ぬのは怖くないの』
_____''だから大丈夫だし、幸せになれなくてもいい''
あの言葉の意味が少しわかった
違ったんだ。
今わかった
Aは…誰も好きになれないし、幸せになれないんだ。
呪いが見えるから、巻き込めない。
下手をやらかせば……
そいつが死ぬからだ。
俺と過ごす日々も、そうだったのかもしれない。
虎「馬鹿野郎だ、俺…」
Aの苦労を知らず、平凡に暮らしていた俺は…馬鹿野郎だ
_____''ケヒッ…''
宿儺【全くだなァ。小僧も小娘も…ククッ】
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黒なっち(プロフ) - マニ。さん» ボードはここ数年いじっていませんが、少しだけならいいですよ! (1月5日 20時) (レス) id: da9851d8b5 (このIDを非表示/違反報告)
マニ。(プロフ) - 黒なっちさん» ✉️。こんにちは!とても面白いです!もしよろしければボードで会話しませんか?お返事お待ちしています! (1月5日 19時) (レス) id: 4c65165166 (このIDを非表示/違反報告)
黒なっち(プロフ) - えびふらいたこさん» 私、死にたいィィ!!教えていただきありがとうございます_:(´ཀ`」 ∠): (11月20日 13時) (レス) id: da9851d8b5 (このIDを非表示/違反報告)
えびふらいたこ(プロフ) - 楽しく読んでおりますが、一点だけ訂正をお願いします。虎杖の下の名前は「悠二」ではなく、「悠仁」です。にんべんがつきます。細かくて申し訳ありません。 (11月20日 0時) (レス) @page8 id: 5b9b42251c (このIDを非表示/違反報告)
黒なっち(プロフ) - ゆきさん» 最初のコメント、ありがとうございます😋 (11月18日 20時) (レス) id: da9851d8b5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:黒なっち | 作成日時:2023年11月18日 1時