32夜*やってやる ページ34
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貴「あの結晶の中の式神の事はわかりました。
あとそれから…
私どうして今まで…反転術式で大きな怪我とか治せなかったんですかね…」
_____''俺の心臓に何か細工してるな…''
貴「宿儺が言ってとあの事と…何か関係ありますか?」
家入「……」
五条「……半分はある。半分はない」
や、やっぱり心臓に何かされてる?
半分…?
五「さっきも言ったけど、Aの反転術式は不完全状態。けどね…宿儺が受肉して目覚めた事に、Aの中にある宿儺の心臓の呪力も増してるはず。
幼少の頃から傷を治す事が出来てるのなら、きっとAの反転術式も硝子と同じくらいに成長するよ。
逆に宿儺の心臓の呪力を利用しよう!」
どうやって?←
貴「(けどそれが出来なきゃ…私は死ぬか封印。危険な存在があるから…私は……)」
……やってやる
貴「やってやりますよ。
式神も反転術式も両方使えるようになってやります。
ここに来る前さっき''上の人達の考えをぶっ壊してやりたい''って五条先生に言ったんですから」
ここに来て、ただ何もしないなんて嫌だ
家入「……フッ」
五「くくっ、いいねいいねぇ。その意気だ」
______''ポンポン…''
貴「?」
五「でもね…無理するのも良くない。
その心臓を狙う奴らはたくさんいる。時には逃げてもいいんだよ」
五条先生は私の頭をポンと手を置き撫でた。
その手は優しかった。
貴「……必要な時、だけですよ」
五「それでいいよ」
戦った事なんてないけど、これから死ぬかもしれない場所に行くんだ。
もう、後戻りはきっと出来ないから。
家入「反転術式を教わりたいならいつでも来い。五条じゃきっと伝わりにくいから」
五「僕スーパーグットルッキン」←
家入「黙れ」←
貴「…アハハ」
______Aが医務室を出た後…
五「…硝子から見て、Aはどう?」
家入「見て感じたまんま。反転術式に関してはさっきも言った通り不完全。身体にも異常はない。
記憶に関しても…な。
Aの反転術式は、いずれ私やお前を越えるよ」
五「親よりも…?」
家入「あの人よりもな」
五「そりゃそうでしょ。Aは伝記に記されてた宿儺の心臓を宿して産まれたんだ。
いずれ澪姫と同じ術式を使えるようになる」
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黒なっち(プロフ) - マニ。さん» ボードはここ数年いじっていませんが、少しだけならいいですよ! (1月5日 20時) (レス) id: da9851d8b5 (このIDを非表示/違反報告)
マニ。(プロフ) - 黒なっちさん» ✉️。こんにちは!とても面白いです!もしよろしければボードで会話しませんか?お返事お待ちしています! (1月5日 19時) (レス) id: 4c65165166 (このIDを非表示/違反報告)
黒なっち(プロフ) - えびふらいたこさん» 私、死にたいィィ!!教えていただきありがとうございます_:(´ཀ`」 ∠): (11月20日 13時) (レス) id: da9851d8b5 (このIDを非表示/違反報告)
えびふらいたこ(プロフ) - 楽しく読んでおりますが、一点だけ訂正をお願いします。虎杖の下の名前は「悠二」ではなく、「悠仁」です。にんべんがつきます。細かくて申し訳ありません。 (11月20日 0時) (レス) @page8 id: 5b9b42251c (このIDを非表示/違反報告)
黒なっち(プロフ) - ゆきさん» 最初のコメント、ありがとうございます😋 (11月18日 20時) (レス) id: da9851d8b5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:黒なっち | 作成日時:2023年11月18日 1時