28夜*澪姫と名 ページ30
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夜蛾「今日は寮の部屋で休むといい。
諸々の警備などはある程度伏黒から聞いていると思うが、他にわからない事があれば悟に説明するよう伝えておく」
貴「ありがとうございます」
夜蛾「それから…もし悟に会ったら遅刻だ、と伝えるように」←
貴「あ、はい…(遅刻してるんだ)」
失礼します、と建物から出る。
歩いていると、見知った二つの影が見えた。
虎「あ、A!」
貴「悠仁…?あ、五条先生」
五「やっ。学長に会ったみたいだね」
貴「はい。あ、学長から…「遅刻だ」、だそうです」
五「いやいや細か〜い。ていうか人形作ってるでしょ」
第一声(心の声)がそれです←
五「とりあえず悠仁はこれから学長と面談ね」
虎「学長……」
五「下手打つと入学拒否られるから気張ってね」
虎「Σ ええっ!?そしたら俺即死刑!?;」
慌てる悠仁。するとどこからともなくこの場にいないはずの低い声が聞こえた。
?【なんだ、貴様が頭ではないのか】
その声に五条先生は振り向き、私も驚きながら横目で悠仁を見た。
彼の頬には口が現れていた。
貴「わ…?!;」
両面宿儺…
どうやらそこから話しているらしい。
宿儺【力以外の序列はつまらんな】
___''バチッ''
頬を叩き宿儺の声を封じた悠仁。
虎「悪ぃ先生、A。たまに出てくんだ」
五「愉快な体になったねぇ」
今度は頬を押さえる悠仁の手の甲に口が出現する。
喋れる場所があるなら場所自由?
宿儺【貴様には借りがあるからな。小僧の体をモノにしたら真っ先に殺してやる】
五「宿儺に狙われるなんて光栄だね」
貴「余裕こいてる場合ですか」
五「今は平気〜」
宿儺【おい小娘】
貴「!私…?」
宿儺【オマエ以外誰がいる。
今のオマエの名は?】
五「仙台で通ってた高校の美少女ランキング1位の冬目Aちゃんで〜す!!♪」←
虎「Σ なんで知ってんの先生!!??」←
貴「Σ なんの話!?どうでもよくないですか!?」
宿儺【…今世はその名前か。
だが澪姫である事に変わりはない。
記憶も力も嫌でも思い出すだろう】
貴「……私は「澪姫」じゃない」
何、思い出すって…
てか澪姫って誰よ
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黒なっち(プロフ) - マニ。さん» ボードはここ数年いじっていませんが、少しだけならいいですよ! (1月5日 20時) (レス) id: da9851d8b5 (このIDを非表示/違反報告)
マニ。(プロフ) - 黒なっちさん» ✉️。こんにちは!とても面白いです!もしよろしければボードで会話しませんか?お返事お待ちしています! (1月5日 19時) (レス) id: 4c65165166 (このIDを非表示/違反報告)
黒なっち(プロフ) - えびふらいたこさん» 私、死にたいィィ!!教えていただきありがとうございます_:(´ཀ`」 ∠): (11月20日 13時) (レス) id: da9851d8b5 (このIDを非表示/違反報告)
えびふらいたこ(プロフ) - 楽しく読んでおりますが、一点だけ訂正をお願いします。虎杖の下の名前は「悠二」ではなく、「悠仁」です。にんべんがつきます。細かくて申し訳ありません。 (11月20日 0時) (レス) @page8 id: 5b9b42251c (このIDを非表示/違反報告)
黒なっち(プロフ) - ゆきさん» 最初のコメント、ありがとうございます😋 (11月18日 20時) (レス) id: da9851d8b5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:黒なっち | 作成日時:2023年11月18日 1時