20夜＊器 ページ22
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軽く準備運動をしながら、五条さんはニヤリと笑ってそう言った。
五「恵、これ持ってて。
それから…その子の事お願い、しっかり守るんだよ」
貴「？」
伏「これは？」
五「喜久福」←
貴「…仙台の名物…」
五「そそっ♪僕のオススメはずんだ生クリーム味♪」
伏「(この人、土産買ってから来やがった…！人が死にかけてる時に)」
貴「抹茶生クリームも美味しいのに…」←
伏「オマエまで何言ってんだ」
五「いいねぇ抹茶もほうじ茶も捨てがたいよ
あと土産じゃない。僕が帰りの新幹線で食べるんだ＿＿」
貴「！」
伏「後ろ！！」
会話の最中で既に宿儺と代わった悠仁が背後で攻撃してきた。
巻き起こる土煙
五「生徒の前なんでね、格好付けさせてもらうよ」
宿儺「……小娘を渡せ」
五「そりゃ出来ない＿＿＿＿ね」
襲われた筈の五条さんは無傷で、余裕があるように見せる。
宿儺「(恐ろしく速い…？いや違うな)
まったく…何時の時代も厄介なものだな
呪術師は！」
また宿儺からの攻撃。
五条さんと共に私と黒髪くん目がけで腕を振るう。
宿儺「だからどうという話でもないが＿＿」
それが私達に当たる事はなかった。
五「７…８…９…そろそろかな」
＿＿＿＿＿＿''ﾄﾞｸﾝｯ''
宿儺「(クソ！まただ！のっとれない！！この虎杖とかいう小僧…一体何者だ！？)」
悠仁との約束の10秒が近づき、悠仁の体は宿儺から元の自分へと戻り始めていた。
次に顔を上げた時には虎杖悠仁に戻っていた。
虎「おっ、大丈夫だった？」
五「驚いた。本当に制御できてるよ」
貴「…(ﾎｯ」
悠仁はガンガンと自分の頭を乱雑に叩き始める。
虎「でもちょっとうるせーんだよなぁ。
アイツの声がする」
五「それで済んでるのが奇跡だよ」
そう言いながら近づいた五条さんは悠仁の額にトンッと指を当てた。
悠仁はスッとその目を閉ざし、五条さんの腕へ倒れこんだ。
貴「悠仁！」
伏「何したんですか」
五「気絶させたの。
これで目覚めた時、宿儺に体を奪われていなかったら、彼には器の可能性がある」
貴「ぅ、器？」
五「さてここでクエスチョン。
彼をどうするべきかな？」
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黒なっち(プロフ) - マニ。さん» ボードはここ数年いじっていませんが、少しだけならいいですよ！ (1月5日 20時) (
レス) id: da9851d8b5 (このIDを非表示/違反報告)
マニ。(プロフ) - 黒なっちさん» ✉️。こんにちは！とても面白いです！もしよろしければボードで会話しませんか？お返事お待ちしています！ (1月5日 19時) (レス) id: 4c65165166 (このIDを非表示/違反報告)
黒なっち(プロフ) - えびふらいたこさん» 私、死にたいィィ！！教えていただきありがとうございます_:(´ཀ`」 ∠): (11月20日 13時) (レス) id: da9851d8b5 (このIDを非表示/違反報告)
えびふらいたこ(プロフ) - 楽しく読んでおりますが、一点だけ訂正をお願いします。虎杖の下の名前は「悠二」ではなく、「悠仁」です。にんべんがつきます。細かくて申し訳ありません。 (11月20日 0時) (レス) @page8 id: 5b9b42251c (このIDを非表示/違反報告)
黒なっち(プロフ) - ゆきさん» 最初のコメント、ありがとうございます😋 (11月18日 20時) (レス) id: da9851d8b5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒なっち | 作成日時：2023年11月18日 1時
