呪い姫【呪術廻戦】

17夜＊呪いの王　両面宿儺 ページ19

・





宿儺「ああやはり！光は生で感じるに限るな！」













最悪だ！最悪の万が一が出た


特級呪物が受肉しやがった！！















宿儺「呪霊の肉などつまらん！人は！女はどこだ！！














いい時代になったものだな。

女も子供も蛆のように湧いている















素晴らしい!鏖殺だ!」











姿は変わらない…
だが声は全く別の声だ。








宿儺「……ああ、いるな、感じるぞ





やはり生まれ変わっているのか…」










伏「(生まれ…？)」







なんだ、生まれ変わってるって


誰か…？



















「＿＿＿＿悠仁？」











伏「！！冬目…！？」







もう目が覚めたのか…！？
タイミングが悪すぎる！！









宿儺「！…オマエか、小娘…」







貴「誰…あなた…」





伏「逃げろ！！」

貴「ぇ…」








ズイズイと歩く宿儺。

冬目に近づこうとしていた。









宿儺「俺の心臓に何か細工してるな…



だが俺が間違えるはずない



千年…待ち侘びたぞ











＿＿＿＿＿＿澪姫(れいひめ)！！」









貴「れ…ぃ？」






宿儺は冬目の事を「澪姫」と呼んだ。











＿＿＿＿＿'' ガッ''










宿儺「あ？」








近づこうとする両面宿儺だったが、その動きが突然ピタッと止まる。

おまけにヤツの右手が自分の首を掴んでいるという状態。

その光景に俺や冬目、両面宿儺自身も驚きを隠せないようだった。










虎「人の体で何しようとしてんだよ。

返せ。Aに近づくな」





貴「！悠仁…？」






宿儺「オマエ、なんで動ける？」


虎「？ いや、俺の体だし」









宿儺「(抑え込まれる＿＿＿)」








何なんだこの状況は…

急なわからない事だらけすぎる。





貴「っ、悠仁…！」

伏「ダメだ、後ろに退がれっ」




虎「あ、A＿＿＿」








伏「動くな」



貴「！…な、何するの」




伏「オマエは学校から出ろ」





今は冬目を死なせる訳にはいかない。

両面宿儺がまた冬目Aに接触する前に…








伏「オマエはもう人間じゃない」


虎「は？」









伏「呪術規定に基づき

虎杖悠仁、オマエを＿＿＿







''呪い''として祓う(ころす)」







＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

やっと…宿儺を君臨できた←17話目でやっとです(推し)

18夜＊秘匿死刑→←16夜＊受肉

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す