呪い姫【呪術廻戦】

9夜＊宿ってはいけないモノ ページ11

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虎杖悠仁side




伏黒と一緒に学校に急いで戻る。



アレの札は年代物で紙切れ同然で、中のモノは強すぎて簡単に札は剥がれて効果はなくなってしまうらしい。



学校に着けば、今まで感じた事がない圧を感じた。









伏「オマエはここにいろ。部室はどこだ」






虎「待てよ！俺も行く！やばいんだろ！？
二月やそこらの付き合いだけど、友達なんだよ！放っとけねぇって。

それにっ……Aが…俺の幼馴染なんだよ！

だから_____」












伏「ここにいろ」










虎「っ、なんでAに用があるんだ！？」













伏「その女は…宿ってはいけないモノがあるからだ」










宿ってはいけないモノ…？












伏黒は1人校舎の方へ。
遠ざかる伏黒の背中を、俺は呆然と見ている事しかできなかった。









虎「A…」










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貴女side







【いまなンじですかあ】








貴「……っ」

佐々木「……(ﾌﾞﾙﾌﾞﾙ」









化物から逃げてる途中、井口先輩と逸れてしまった。
今は佐々木先輩と隠れている。










貴「(あの指…持ったままだった)」







たぶん、狙いはコレ



同時に私達は餌のようなもの



きっと、指を捨てて逃げても追いかけられる。









佐々木「！！井口！良かったあ、どこ行って_____」


















井口「たす…けて…」












暗闇から現れた井口先輩の頭に、複数の目がある小さめの化物が張り付いていた。










【いまなんじですかあ】











貴「！！あ…」







佐々木「きゃあああああ」







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