Minha princesa_2【ペルソナ5A】 (ページ23)

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64#ナイスキャッチページ23

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雨宮蓮side

杏「いやぁああああ！！」

空から降って来る声に、俺とスカルとネヴィアは上を見上げた。

瞬間上に歪みが現れる。

天井からパンサーとスペード、そしてなぜか喜多川が降って来た。

蓮「…！スペードっ」

落ちてくるスペードを半ば反射的に受け止めた。

貴「…っ」

蓮「大丈夫か」

貴「……！」

ネ「ナイスキャッチ」

竜「王子かって」

パンサーは喜多川に抱き抱えられて着地したが、遅れて降って来たモナが彼の頭に降ってきた。

ごんっと鈍い音が聞こえたのは気のせいではない。

モナ「いってぇ…っ。なんとかこっちに逃げ延びたか」

祐介「なっ、曲者！？」

杏「落ち着いて！私よ」

祐介「高巻さん？じゃあ、お前らは…」

これは予想外だ…

竜「まさかお前までこっちに来るとはなぁ」

貴「……(下ろして」ぽんぽん

蓮「！…ああ」

軽く俺の肩を叩いた横抱きにしているスペードが下ろしてと頼まれる。

まだこうしいたいけど、この状況的はな……

名惜しいと感じながら足が地面に着くように下ろした。

祐「なんなんだ…ここは？」

蓮「斑目の、心の中だ」

祐「先生の心の中？気は確かか？」

貴『事実だよ』

杏「信じたくないかもしれないけど、ここは斑目が見ているもうひとつの世界、斑目の本性なの」

祐介「こんなケバケバしい、俗悪な世界が…」

竜「目ェ覚ませって。欲望まみれの金の亡者、これが奴の本音の景色なんだよ」

高笑いする聞き覚えのある声。

この声は

マダラメ「ハハハハハ！ハーハハハハハ！

ようこそ、マダラメ美術館へ！」

斑目だ。

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