19#心の怪盗団より ページ22
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＿＿＿＿翌日
朝登校してみたら、掲示板に赤い紙が貼られていた。
【「色欲」のクソ野郎
鴨志田卓殿。
抵抗できない生徒に歪んだ欲望をぶつける、
お前のクソさ加減はわかっている。
だから俺たちは、お前の歪んだ欲望を盗って、
お前に罪を告白させることにした。
明日やってやるから覚悟してなさい。
心の怪盗団より】
赤い紙は1枚だけじゃない。
それは何枚も、掲示板に貼ってあるプリントを埋め尽くしていた。
怪盗ってことは、この紙は予告状。
貴「(もしかして…)」
蓮「三崎さん」
貴「！」
蓮「おはよう。昨日はなんともない？」
貴「……(コクッ」
チラッと見えた雨宮くんの背後に坂本くん、そしてなんと高巻さんの姿があった。
高巻さんの近くに飛んでいた水色の蝶は昨日とは違う色、坂本くんの時と同じ赤い蝶だった。
水色の蝶はもういない。
赤い蝶はスゥ…と消えて見えなくなった。
『彼の周りに飛ぶ、美しく輝く一匹の赤い蝶＿＿＿＿
＿＿＿＿これは今、彼が反逆の意思に目覚めようとしている姿』
てことは、高巻さんも…？
心の怪盗団って…
貴『あの、これってもしかして＿＿』
鴨「んな…これは…？！」
鴨志田先生…いや、もう先生なんて呼びたくない。
鴨志田は予告状を見て近くの生徒の胸ぐら掴んだ。
鴨「貴様か？！あぁん！？」
生徒「ぃ、いえ…っ」
鴨「貴様か！？おい！」
掴まらないように生徒たちはそそくさに退散していった。
最後に残ったのは＿＿＿＿
鴨「貴様らのしわざかぁ…？」
竜「はあ…？」
蓮「……(サッ」
貴「！」
雨宮くんは私を背後に隠すようにした。
鴨「高巻ィ、お前…」
杏「……」
鴨「はっ、まあいい。どうせ貴様らはじき退学だ」
'' ドクンッ"
'' 来いよ…盗れるもんなら盗ってみろ！''
今…鴨志田のシャドウの姿が見えた。
鴨「三崎！」
貴「！」
鴨「お前、昨日教官室に来なかったな？」
ズカズカと歩み寄って来る鴨志田＿＿＿
蓮「来るな」
鴨「！」
蓮「三崎さんに近づくな」
竜「今騒いだらまずいんじゃねえのか…？」
鴨「ちっ…」
またズカズカと去っていく背中を私は黙って見送った。
杏「やるじゃん」
蓮「ふ…」
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黒なっち(プロフ) - ルナさん» あざまぁぁぁぁぁす！！！(≧∀≦) (2020年12月29日 19時) (
レス) id: f4f1e6d7c3 (このIDを非表示/違反報告)
ルナ - 初見です、ストーリーがおもしろくて良かったです。夢主ちゃん可愛いですね( ≧∀≦)ノ応援してます！ (2020年12月29日 17時) (レス) id: 5abf626923 (このIDを非表示/違反報告)
黒なっち(プロフ) - 影��蒼似さん» ありがとうございますww。あ、知識量やらせていただきました(・ω・)ノ影��蒼似さんもコロナ気をつけてください！！ (2020年4月29日 17時) (レス) id: 29eca2b325 (このIDを非表示/違反報告)
影��蒼似 - 黒なっちさん» え”！？あ、ありがとうございます…？僕も今作品を書いていて、黒なっちさんの文才がすごくて、つい書いてしまったんですけど…。黒なっちさん、どうか自分の文才を大切に…。あと、コロナには気をつけてください！キリッ(｀・ω・´)ゞ (2020年4月29日 17時) (レス) id: c6aa45914a (このIDを非表示/違反報告)
黒なっち(プロフ) - 影��蒼似さん» この作品で一番最初のコメントありがとうございます！！夢主ちゃんの能力設定嫌ってなくてよかった…(>_<)文才あげます(・ω・｀) (2020年4月29日 0時) (レス) id: 29eca2b325 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒なっち | 作成日時：2020年3月14日 1時
