__鶴姫__2【ツルネ】

67射＊有りは有りだ ページ21

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試合が始まった。




海斗はまた的を見てなかった。





遼平は自信なさそうに弓を引いている。桐先のあの双子の会が短く、早く矢が手から離れ、つられたのか的を外した。






蓮「桐先の2番と3番、めちゃくちゃ早かったな。形もいまいち綺麗じゃないんだが…あれは有りなのか？」




貴「…有りっちゃ…有りかな」








？「こと高校弓道においては、あれもアリなんだな…」






と、低い声が聞こえた






あれ…この声って







妹尾「あなたは？」





？「俺は、こう言うモンだ」






前に座っていた男性はバッとタオルを広げて見せた。タオルには‘‘中崎弓具店”と書かれていた







貴「あっ…あれ、中崎さん！？」


中崎「おうA、しばらくぶりだな」





花沢「A、知り合い？」

貴「昔からお世話になってるの」







今度顔を出しに行こうと思ってたのに、こんなところで会えるとは…









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夢主に何肉が好きか聞いてみた。




七「Aちゃんは牛肉だよね！牛の方が美味いっしょ！」



海「いいや！肉といったら豚バラだろ！脂身が美味いんだよ！」

湊「豚ロース！！」







貴「……いや、牛も豚好きだけどさ…








ごめんね、私……鶏肉派なの」





湊・海・七「なっ…」




貴「鶏肉って色々料理できるじゃん？トマト煮とか照り焼きとか荷物とかに？」




湊「(まあ…確かに……」


如月「じゃあバーベキューの肉は？」



貴「それは牛かな」←

如月「よっしゃ」←



海「はあ！？」






ていうかどうでもいいし…何肉が好きなんて。ロースもバラも好きだけど美味しければなんでもよくない？

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