__鶴姫__2【ツルネ】

65射＊大会2日目 ページ19

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大会2日目。




今日は男子団体戦が始まる。



なのに……男子の表情が暗い者がいれば堅い者がいる。







森岡「みんな表情が堅いのう。リラックスじゃ、リラックス」






森岡先生が優しく言ってくれるが、男子の表情は変わらなかった。









滝「…そんな緊張でガチガチのお前たちに、これを伝えなければならないのは甚だ不本意なんだが…




出場辞退した高校が出て射場の変更があった。
その結果、風舞高校は3組目の第二射場に入ることになる」





静「待ってください！3組って確か第一射場が…」







滝「_____桐先だ」







男子「！」






なるほど…


いきなりだ。






海「よっしゃあ！直接対決だ。昨日のリベンジやってやるz_____」



‘‘パシッ”






意気込みを表す海斗だが、兄さんにプログラム表で頭を叩かれた。






滝「森岡先生の言葉を聞いてなかったのか？気負うなと言われたばかりだろ」





リベンジって…出たの個人戦で藤原くんと海斗だけだったじゃん。

あ、そうか……海斗にとっては…






海「わ、わかってます！昨日は気負いすぎてちょっと失敗したけど…

今日こそあいつらに俺らの実力を見せつけてやりますよ！！」





‘‘パシッ”






貴「気負うなって」






今度は私が海斗の頭にチョップした。



話聞いてないでしょ…









湊「愁と…同じ組……」







おっと、こっちもか……






貴・滝「はあ…」






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