Mon mignon lapin★【ペルソナ5】

予告状24★「噂」 ページ29

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貴「？…？」




な、なんで？…なんで鴨志田先生が…でも格好がいつもの…





竜「テメェ！さっきはよくも！城の中で散々いたぶってくれやがって！」



暁「お、おいっ！？」

貴「ま…待って坂本君！」






鴨「城？いったいなんの話だ…？」



竜「とぼけやがって！テメェ！」

暁「落ち着け！」



鴨「わけのわからんことを言ってないで、少しは遅刻を反省しないと駄目だぞ。

…まったく。よくわからんが、今日のところは大目に見てやるから、次に何かやらかせば本当に後がないんだぞ…坂本。もう少し自覚しろよ？」



竜「チッ」





…この鴨志田先生はあの世界のことは知らないのかな。





鴨「お前もだ、転校生。初日から風原と大遅刻するとはな…そんなことだから変な噂が立つんだぞ？」




暁「…噂？」




鴨「まぁ、所詮、噂だ。気にしなくてもいい。
あの時、車に乗っていれば遅刻もせずにすんだんだがな。あんまり川上先生を困らせるなよ？」





そう言って鴨志田先生はスタスタと歩き去って行った。






川上「…はぁ、鴨志田先生の言う通りだからね。気をつけてよ…


それから…噂の件は私のせいじゃないからね」





貴「(噂…来栖君の暴力事件のことだよ、ね……)」





自分の教室の前に着くと、来栖君と川上先生と同時に入った。

……本当は入りたくない。みんなの目線が嫌だ。







「ちょっと…転校生と入ってきたよ風原」

「なんか遅刻したらしいよ」








気にせず…自分の席に座る。







川上「えっと、転入生を紹介します。来栖 暁君。
今日はその…午後から出席してもらいました」



暁「来栖 暁です。えー…体調不良で遅れてしまいました。今日から宜しく…」






「アレが例の転校生か？」

「マジでやばい奴らしい…」

「暴力事件起こしたって？」

「意外に普通っぽいな…」

「向こうの学校も退学処分らしいよ」





怖いやら関わりたくないやら、はっきと聞こえるヒソヒソ声。



「噂」…流したの誰だろう……





川上「皆、静かに…席はね、ああ…あそこね。空いてるとこ。風原さんの隣」





貴「(あ…そういえば隣が空席…)」





川上「悪いんだけど、風原さん、今日は教科書見せてあげて」




貴「へ？…ぁ、はい！」




自己紹介が終わると、来栖君はこちらにやって来る。途中、高巻さんに「嘘つき」と言われていた。



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文字数が限界なう。
あと席は隣同士にしました！

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