Mon mignon lapin★【ペルソナ5】

予告状21★認知のニンゲン ページ24

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隠れていたけど行こうとした道からまた兵が戻ってきた。やむを得ず別の道を行くことにした。



進んで行くと愛の修練状とかいう場所まで来た。

そこには番兵に痛めつけられている人達がいた。
しかも、その人達はうちの学校の生徒で、バレー部のユニフォームを着ていた。




貴「な、なにこれ…」

竜「おい！お前らも鴨志田に捕まってんのか！？」


？「ヤメロ！番兵に気づかれるだろ！」

竜「だからってこのまま黙ってられっかよ！？」




？「オマエ、まさかとは思うが…コイツらを連れ出す気か？」


竜「ほっとけるかよ！」



？「…バカすぎる。コイツらはカモシダが「認知しているだけのニンゲン」だ。現実とは違う。ここで助けたとしても何も変わらないぞ」





やっぱり本物ってわけじゃないんだ。




「…やめてくれ。放っておいてくれよ…」

「鴨志田先生に逆らったって無駄なんだ…」



何かに怯えたように話す。逆らえば何をされるかと怖がっていた。坂本くんはそれでいいのかと言うが無駄だった。



暁「逃げようと思えば逃げられるんじゃないのか？」



来栖君がそう言うと、バレー部の人は顔を伏せてしまった。反抗する気すらなくなってしまっている。



貴「ひょっとして、現実でも同じように殴られているんじゃ…」


？「おお、正解だ」

竜「どういうことだ！？」



？「カモシダってヤツが普段から「奴 隷」だと思ってるから、こんなにもボロボロに怪我してるんだろ。日常的にこんな目にあっているんじゃないのか？」


竜「学校が城で生徒は奴 隷か…まんま過ぎてウケるぜ。ここは確かにあのクソ野朗の頭ん中じゃねぇか…！クソッ！鴨志田の野朗に好き放題させてたまるかよ！ここの鍵、どうにかできねぇのかよ！」」



？「あきらめろ。ここでは＿＿＿」




番兵「いたぞ！」

番兵「こっちだ！」


？「見つかったか！逃げるぞ！早く来い！捕まるぞ！」



坂本君はまだ郎の前で動かず、なんとか傷ついたバレー部を助けようとした。




竜「なぁ！本当に助けられねぇのか！？」

貴「坂本くん！！」


？「世話が焼ける！ペルソナ！」


レイピアを構え、山高帽のような仮面から鋭い目付きが覗く紳士然とした黒い男が黒猫から現れた。



竜「お前もそれ出せるのかよ！？」


？「クセっ毛！オマエも戦えるだろ！」



来栖くんの姿は黒コートから制服の姿に戻ってしまった。



？「まだ不安定か！？まぁいい！最初から全力で行くぞ！ゾロ！」




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