愛の歌を…二幕【幕末Rock】

57曲♪殺す気 ページ10

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沖「残念だなぁ、面白いから…







死なせたくないんだけど…(妖笑」








！！まさか……






龍「まさかソウちん、本気でわしらを…」

高「殺す気だ！」



「曲者だ！捕らえろ！」





しまった…役人が…



高「くっそぉ！」

龍「どうすればいいんじゃ！」




沖「安心してよ、Aは殺さない。
生かして連れて帰るからね…！」



龍「なんじゃと…！？」





桂「晋作！龍馬くん！」






沖田さんの攻撃は止まない。






龍「うわあッ」

高「うあっ」



龍馬さんも高杉さんも屋根から落ちてしまった。






貴「龍馬さん！高杉さん！」






止めないと本当に殺されてしまうッ









桂「沖田総司！！二人をこれ以上傷付けるな！」




桂さんがいつの間にかステージの上に立っていた。






龍「センセー！？」

高「馬鹿！死ぬ気か！！」





桂「二人の才能はあなただって認めているはず！
その才能が失われる事を良しとは思わないでしょう！？」




貴「桂さん！！」







沖「もしかしてこれ、美しい友情ってやつ？」



桂「私はどうなっても構いません！ですから＿＿」







龍「センセーダメじゃ！！」

高「桂さん！松陰先生の一番弟子が簡単に命を差し出したりするんじゃねぇ！！」



桂「松陰先生もきっと認めてくださいます！」





なんで…桂さん…





高「認めねえぞ！！松陰先生も俺も！絶対認めねぇ！！」

龍「センセー！！」





沖「友情だの師弟愛だの…目障りだ。






虫唾がはしるよ！」




桂「うわあっ！！」



高「桂さん！！」

龍「センセー！！」



沖田さんが刀を桂さんに向け、紫のオーラが桂さんを取り巻き、天井の舞台のセットにぶつけた。

桂さんはそのまま落下してしまった。





沖田さんはまた攻撃するつもりだ…






貴「やめてください！！沖田総司！！」



桂「Aさん！？」



沖「！？…退いてよA」

貴「退きません」

沖「退いて…」

貴「嫌です」




沖「退け！！」



貴「嫌です！！





彼ら殺すなら私を殺しなさい！！」




龍「雪ちん！？」

高「何言ってんだ雪原！！」

桂「Aさん！！」




沖「冗談だよねA？」

貴「私は本気です」




沖田さんを睨み続けるが、沖田さんは薄ら笑いを浮かべた。




沖「簡単なことだ、Aを殺さないようにすればいいだけのこと…」


貴「！！」




ダメなのかもしれない…


そう思ったら

ドラムの音が聴こえた

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