愛の歌を…二幕【幕末Rock】

67曲♪わしらとロックするぜよ！ ページ20

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いきなり龍馬さんが土方さんの沖田さんをロックに誘った。




土「俺たちにロックを歌えと言うのか？」

沖「トサカくんたちと一緒に？」



龍「ああ！みんな一緒に志を合わせて井伊を倒すぜよ！」



高「馬鹿も休み休み言え！

こいつら、幕府の最高愛獲だったうえに松陰先生を襲った新選組だぞ！」


沖「松陰のことは知らないよ。勝手に新選組と結び付けないでよ」

貴「もしかしたら幕府の仕業かもしれないじゃないですか」

高「口ではなんとでも言えるだろうが！
おまけに、俺様のロックとお前らの音楽とは全然違う！一緒になんか出来るか！」


龍「けど！わしらはみんな片魂(ピースソウル)を持つ仲間じゃ！

シンディとセンセーと雪ちんがわしが仲間になれたように……きっと上手くぜよ！！そうじゃろセンセー！」


桂「フッ、そうですね。どうして私たち六人にコレが宿ったのかは謎ですが、同じソウルを持っていると考えると、彼らは必要なのかもしれません」



龍「じゃあ…」

桂「しかし、裏切るのではないかという気持ちを抱えたまま共に行動することは、お互いにとってマイナスでもあります」



貴「……」






高「そうだ！桂さんの言うとおりだ！」

貴「そんな…！」


沖「僕だってずっとこんな怖い顔で睨まれてたら居心地悪いし、ゴメンかな」

高「なんだとぉ！？」



龍「じゃがなぁ…」



土「坂本、もういい。俺たちは俺たちのやり方で、近藤さんの目指した泰平の世を実現する覚悟を決めている。



俺たちの覚悟は……行動で示すしかないッ」


龍「……っ」




暗い空気になってしまい、土方さんと沖田さんは宿を去っていった。

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