愛の歌を…二幕【幕末Rock】

66曲♪雨 ページ19

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貴女side




あれから三日がたった←三日後ってことにしてください。



土方さんと沖田さんはしばらく新選組の屯所にいれないらしい。

近藤さんは二人が殺したと思われている。

だから屯所を離れる。








貴「雨止みませんね…」

高「ああ…」





土方さんと沖田さん…大丈夫かな…
もうお尋ね者みたいな扱いにされてるし…。


新選組の皆さんはひどく泰平化されてしまっているし…


とりあえず二人はこの宿に来てもらうことになっている。



そろそろ来るかもしれない。






高「……」

貴「高杉さん？どうしました？」

高「あ？あー…いや、なんでもねぇ」

貴「そうですか…」




あの時の近藤さんのことを考えているのだろうか…




龍「おぉ、雨が止んだのう」

貴「？あ…」



空を見れば雨が止んでいた。

と、その時




龍「！ヒジゾーさんソウちん！二人とも無事じゃったんか！」


高「……」



土方さんと沖田さんが宿にきた。








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龍「出来ればわしも近藤のおっさんを見送りたかっのう…」

沖「そんなことしたらますます隊士たちが怒って大変だったと思うよ？」


桂「それは、我々が近藤さんを殺したという噂のせいですか？」



貴「そんな…」


高「ちっ。どうせ井伊の野郎があることないこと吹き込んでやがるんだろう」


貴「いろいろ計算してやっているから…厄介な人ですね…」


沖「そうだね。泰平化がますます怪しい方に進んで、

まぁた僕病気になっちゃいそうだよ」


貴「病気に？」

沖「うん♪」←

高「……(ギロッ」


沖田さんがふざけて？言うと高杉さんは沖田さんを睨んだ。





沖「お〜怖っ」

龍「病気ってソウちん、身体大丈夫なんか？」

沖「もう平気だよ。あんなに酷かった咳も止まったし」




咳って…彦根のソロライブの時の…




沖「あの化け物じみた力から解放されたからだろうね」


龍「そうかぁそりゃあ良かったのう。

んで、これから二人はどうするつもりなんじゃ？」




土「俺たちは近藤さんの理想を実現するために天歌(ヘブンズソング)を歌うんだと信じてきた。

だがそれは間違いだった。

その元凶である井伊を許すわけにはいかない。

隊士たちの泰平化を解く方法を探り、



井伊を倒すッ！」






龍「じゃあ！わしらとロックするぜよぉ！！」




貴・桂・高「え！？」




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