愛の歌を…二幕【幕末Rock】

59曲♪監視 ページ12

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彦根から帰ってしばらくたつ。



私はあの日、なぜ沖田さんが血を吐いていたのかきになっていた。

病気なのか…心配だった。







それに、私は感じた。




沖田さんから嫌な力を感じた。



何かに縛られているような…そんな感じ。









貴「？」






ふと誰かに見られている感じがした。




いや、結構前から見られている。




というか、つけられている。








お登「見られてるわねぇ…」

貴「今日もですか…」



お登「五郎ちゃんとシンディは気づいているみたいだけど、龍ちゃんがまだ気づいていないのよ」


貴「えっ？」





てっきりもう気づいているのかと思った…。





お登「Aちゃんしばらく出歩いちゃダメよ？
特に夜とかね。出かけるなら誰かについてもらいなさいね」




貴「はい」



お登「さっ、もうそろそろ皆帰ってくるからお昼ご飯の準備しましょ〜」


貴「は〜い」








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お昼、龍馬さんたちが帰ってきた。

すると龍馬さんがつけられている事に気づいた。







桂「誰かにつけられてる？」


龍「出前の時、ずぅっと誰かがつけとった」


お登「龍ちゃん今日気づいたの？」


龍「おう、ついさっきじゃ！」



貴「さっき…」


高「かぁぁッ、この能天気野郎！」


龍「なんじゃとぉ！？」

高「そう言うこっちゃねぇ！」




高杉さんは席から立って龍馬さんを窓までひっぱる





龍「何するんじゃ！まだピッツァマルゲリータを…
のびるぅのびる！」


高「見てみろ！」

龍「んぐッ」







高「あっちも…彦根から帰ってきてから、ずうっと監視されてる」



お登「最近は客の中にも幕府の密偵が混じってるみたい」



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