愛の歌を…二幕【幕末Rock】

48曲♪美少年登場 ページ1

・




お発勢さんの話を聞いて、町を歩くことにした。





貴「……」

龍「普通の町じゃがのぉ…」

桂「そうですね…皆さんどこかのんびりしている様ですが…」



高「のんびりって言うより、なんか薄気味悪くねぇか？どいつもこいつも薄ら笑い浮かべてやがる…」




確かに…。


歩いてる人はフラフラしてるし、座ってる人はボーッと遠くを見つめてたり下を向いたりしている。





貴「ちょっと演奏してみますか？今なら見廻りの人とかいないようですし…」



龍「おぉ！そうじゃな！！」





龍馬さんと高杉さんと桂さんは演奏を始める。






龍「わしらのロックを聴くぜよぉ！



…♪〜♪〜♪〜」





弾き始めるが…


誰も見ていない。







貴「！？」



龍「どうなっとるんじゃぁ…？」

桂「こういう反応は初めてですね…」

高「おい！俺たちの音楽が聴こえねぇのか！？」




高杉さんは叫ぶが、誰も顔をこっちに向けない。


すると、どこからか拍手が聴こえる。






？「かっこ良さにはくしゃが掛かったね」




拍手をしていたのは、綺麗な顔をした美少年だった。



龍「おぉ！違いがわかる美少年！！
久々ぜよ！まさかこんな所で会うとはのう…」

美少年「旅先でロックが聴けるなんて嬉しいな！」






貴「…お知り合い…ですかね？」

桂「みたいですね」







＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

そういえば、幕末Rockが再放送してるみたいですよ！

49曲♪鳥のような→

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す