隣人はうさぎさん？ II

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【JungKook side】





Aさんが引っ越してきてからどれくらい？



挨拶の時に一目惚れしてー…、





最初の１ヶ月はただただ１日１日を観察してー…、

出勤時間、帰宅時間を把握して
下手すればストーカーにも値する行動を取ってた俺。


距離を縮めたきっかけは光熱費未払い。



いやほんと、あれは我ながらグッジョブ。




いつでも来ていいよ の言葉を鵜呑みにして
本当に毎日夜になると家に行って映画を口実に
少しでも長く居られるようにしたり、

ヒョン達との接触を阻止し続けたり。



直接本人の家に尋ねるっていうテヒョニヒョンの
まさかの行動には焦ったけど


…今思えばそうしてくれたから
グッと距離が縮んだのかもしれないなー…って

都合よく解釈することにした。



その方がテヒョニヒョンも怒られなくて良いでしょ？笑







JM 『おめでとうジョングギ！ ヒョンは嬉しいよっ』

JK 『僕、頑張りました…。』

JM 『鈍感な好きな人にも負けず、アクシデントにも負けず……。 ほんと、こんなグギ初めて見た』

JK 『あれ、そうだ。今日テヒョニヒョンは？』

JM 『ん？…あぁ、笑 なんか用事だって』

JK 『そう、ですか。』








お願いだからただの興味だけで。



それ以上興味持たないで、近寄らないで欲しい。




Aさん、テヒョニヒョンの事
かっこいいってかわいいって思ってたから。

距離が近くてドキドキしてたし








JK 『ジミニヒョン、』

JM 『んー？』

JK 『テヒョニヒョンって、Aさんのことー…』







好きになっちゃったとか？



……、そういうの無理だから。

俺のAさんになった今、なおさら無理だから。







JM 『え？笑 無いでしょ、だって今日も例のあの子とデートだもん』

JK 『あ、あぁ。…あの人ですか』

JM 『なになに〜グキ〜、もしかしてテヒョナにヤキモチ〜？』

JK 『っ、…そうですけどなにか。』

JM 『なんだこのかわいい生き物はっ！！』←







ひとまず、安心だな。



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