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空が紫になってる。
夕日が赤から青みを帯び始めた職員室で、私は定時を過ぎてからもずっとパソコンの前で粘っていた。
「うーん……1年生だったらこれくらいかなぁ」
誰もいないので独り言を言いながらキーボードをかたかたやっている。
英語長文のプリントを作りたくて始めたのだったけれど、予想以上に時間がかかってしまって私は焦っていた。
「失礼します。……我妻先生!」
「おっ、竈門くんじゃーん。どう、げんきしてる?」
「はい、元気です!あっ、提出用のノート集めてきました!」
重そうなノートの積み重ねを「よっこらしょ」と机の上に置いた。ぶっちゃけかわいい。
「ありがと〜…って、そういえば、竈門くんHR委員じゃないよね?どうして?」
「係の人が忘れていたみたいだったので、気づいたのが俺だったってだけですよ」
優しすぎないか君は。
尊くて涙が出そう。
「そういえば、クラスでの善逸大丈夫かなぁ、また変なことしてない?」
「えーっと……」
言いにくそうに口を濁している竈門くん。
嫌な予感。
「変なことしかしてない気がします」
「うわぁぁあんごめんねぇ!?また女の子に縋りついてた?」
「はい……」
こんなに優しくて可愛い少年を困らせるなんて私の弟はけしからんな。
「ごめんねぇ、面倒みてあげて?」
「それは安心してください!どんなにみんなが善逸に引いていても俺はずっと友達でいる予定なので!」
「わああ、いい子だね〜〜!さっすが善逸の友達!!よしよし」
ふんわりとしたオールバックを崩さないように頭を撫でてやると、えへへと柔らかい笑顔が帰ってくる。
うっ、竈門くんが尊くて死にそう。
「我妻、何をやっている」
「げ、いぐろ先生……」
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和加 - 声出して笑ってしまうんですが。面白すぎです笑 (2021年2月3日 6時) (レス) id: 263e001d98 (このIDを非表示/違反報告)
いちごミルク(プロフ) - 完結お疲れ様です。面白かったです!! (2020年12月25日 15時) (レス) id: 00ab994726 (このIDを非表示/違反報告)
モブちゃん - キャァァァァァァ!キュンキュンするわ!伊黒さん、お幸せに! (2020年12月25日 7時) (レス) id: 2f84cbf165 (このIDを非表示/違反報告)
みゆきだいふく(プロフ) - 深紅さん» すみません爆笑しましたwwwwwww (2020年12月23日 21時) (レス) id: a48323ed49 (このIDを非表示/違反報告)
深紅(プロフ) - 私の中でLove so sweetが流れた (2020年12月23日 20時) (レス) id: 1de38023e0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みゆきだいふく | 作成日時:2020年12月2日 1時