『実.況.者』もう一度貴方に。『ky』 (ページ15)

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13話ページ15

レ「…そっか。なら俺も飲むー！」

レト兄はそう言いながら手を上にあげた。

夢「よーし！なら私おつまみ作るー！」

私もレト兄の真似をして手を上にあげる。

ガ「2人とも仲良いね」

先程の拓也とは違う柔らかな声色でガッチさんがそう呟いた。

夢「…そうですかね？」

あんまりそんな感じはしないんだけど…

前世では兄弟がいなかったからかもしれない。

ガ「そうだよ！俺ちょっと羨ましいなー」

フ「俺も姉ちゃん達とそんな仲良い訳じゃないから羨ましいわー」

レ「ええやろー！あげへんよ！」

牛「いや誰も欲しいとは言ってねぇだろ…」

欲しいって言われても困るんですけどね…

牛「はぁ…なんかめんどくさいレトルトはおいといて。結構つまみとか買うから買い出し3人くらいでいいか？」

ガ「俺行くよ。自分で酒選びたいし」

牛「じゃーレトルトも来い」

レ「なんで俺なん！？」

牛「少しは動け家主」

牛沢さんはそう言いながらレト兄の首根っこを掴む。

レ「離してうっしー！俺自分で歩けるから！」

牛「よーし行くぞー」

レト兄と牛沢さんとガッチさんはバタバタしながら買い出しに出かけて行った。