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辰哉との生活をスタートさせたあのアパートを出て
新しい土地、新しいアパートにやってきて1ヶ月が経った。
最初は荷解きやこの地域に慣れることで手一杯だったけれど、時間が経って慣れてきたこともあり、前より栄えているこの地域の生活がだんだんと楽に感じるようになった。
私は慣れたけど…
辰哉は新しい会社での業務が大変そうだった。
帰りも遅いし、
[ ごめんね、今日もご飯いらない] ってメッセージが料理を作ってから入るのも日常茶飯事になっちゃって。
思い描いてた新生活と違ったなぁ、って不満が少し、ほんの少し出てきていた。
あの時の辰哉はこんなことなかったよなぁ
なんて昔と比較して落ち込んだり。
でも私は養ってもらってる身分だし
私より辰哉の方が大変ってのはわかってる。
だから本人にそんなこと言えなかった。
そんな時だった。
いつも通りの夕方、身支度をしてスーパーへ向かう途中で名前を呼ばれた。
もう忘れたと思っていたのに彼の声はすぐにわかって、ちょっと低めの声が懐かしく感じた。
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saku - ふっかさん最高じゃないですか!ほんっとにあわあわ言いながら興奮してました笑 (2022年2月27日 23時) (レス) @page41 id: e57b15e16c (このIDを非表示/違反報告)
みい(プロフ) - ちょっと影があるようなふっかさんとの展開気になります🥺🥺❗️ (2022年2月22日 2時) (レス) @page35 id: f159bcba7d (このIDを非表示/違反報告)
みきぽん(プロフ) - ここ数話で全然角度変わってきちゃってビックリしましたwww彼はこういう役似合いますね…ヤバくても最高と思わせてくるあたりがスゴい…笑 (2022年1月27日 21時) (レス) @page20 id: d15824612d (このIDを非表示/違反報告)
ルウ(プロフ) - 初めまして、読ませていただきました。普段コメントとかしないのですが、これはヤバいですね!続きが気になります!執筆頑張って下さい! (2022年1月27日 15時) (レス) @page20 id: 3d8af2fe42 (このIDを非表示/違反報告)
かな(プロフ) - めちゃくちゃいい人じゃんと思ってルンルンで読み進めていたらとんでもない人で絶句しました笑 どこで真実に気づくのかそれとも真実に気づくことなく終わるのか楽しみです! (2022年1月24日 21時) (レス) @page18 id: 689210a836 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ルナ | 作成日時:2022年1月23日 17時