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「 … そんで、ダンゴちゃんなんで泣いてたの 」
しばらくして泣き止んで落ち着いていると
眉間にシワを寄せた、
機嫌の悪そうな顔のフロイドがいった
誰かにヤなコトされたんなら言って、といわれて
気にかけてくれてることに少し嬉しくなる
・
「 … 違うの、謝りたくて 」
フロイドの目をまっすぐ見て伝えたけど
「 … ? 」
上手く伝わってないみたい
「 … フロイドに、謝りたくて 」
「 … オレ? 」
なんで?とでも言いたげな表情
・
… まさか、あんな気にするほどのコトじゃなかった?
さっきまでくよくよしてた自分が馬鹿らしくなってくる
「 食堂で、いきなり飛び出して、変な雰囲気になっちゃったでしょ … ? 」
と、フロイドを見ると
やっとピンときたらしく、あ … !と声を漏らす
・
「 フロイドが離れちゃうのが寂しくて 」
ごめんね、と俯いた
…
…
あれ
…
謝っても何かしらの反応が返ってこないので、
ちらっとフロイドの方を見る
と、
・
「 〜〜っ … ! 」
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作者名:祥乃 | 作成日時:2020年4月22日 22時