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危険な予感




走って逃げようとするもすぐに捕まった




「 ダンゴちゃーん、なんで逃げんの〜? 」




じりじりと詰め寄ってくるフロイド




いつもより息が荒い気がする






" オレぇ、我慢できねぇんだけど "




" ビクビクしてんねぇ … ? "




" … もームリぃ? "






前に襲われかけたことを思い出す




あのときはリドルさんがたまたま助けてくれたけど




周りには誰もいない




フロイドの手が伸びてきた




もーダメかも …







































「 アハハっ、ダンゴちゃん変な顔〜 」




目を瞑っていると聞こえてきたいつものヘラヘラしたフロイドの声




そしてその手にはホウキが。




「 … っ! 」




… 私が意識しすぎただけ … !?




… 恥ずかしい




「 … ダンゴちゃん顔あっかー、気分悪ぃの? 」




「 っいや、大丈夫 … 」




フロイドの善意に対して逃げるなんて …




「 ごめんね 」




フロイドのいう " 練習 " は本当に変なコトなど無く




コツを親切に教えてくれただけだった




フロイドは気にしてないみたいだったけど




私は飛行術を教えてくれている間も




色っぽいフロイドの顔と声がチラついてしまって




変に意識してしまっていた



















「 アハっ、ダンゴちゃんやっぱ下手くそ〜っ 」




今こんなにヘラヘラ笑ってるフロイドが




" … もームリぃ? "




あんな鋭い目で低い声出してたなんて



















「 … 顔、熱い 」

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作者名:祥乃 | 作成日時:2020年4月22日 22時

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