第百二十九話〜主人公実況〜 ページ43
同日の九十九の朝...
ザァアアアと水で顔を洗っている九十九
九「はぁ...ん〜...少しむくんでる...か?」
むくんでないと思うけどな...いつも通りカッコイイ九十九だよ!
九「蒸しタオルは無いから、とりあえずマッサージだけでもするか...たしかクリームは...」
九十九のマッサージ...どうやってるんだろう?
九「...って何やってるんだ俺は!?役者じゃあるまいし...そうだ...俺はもう役者はやらないって決めたんだ...今日こそは自然な仕草や表情を練習...いや、身につけるぞ」
役者って色々大変なんだな〜...九十九が演技しているところ見てみたかったな〜...
九「ま、まずはやっぱり笑い方...から...だよな...(二ィ」
九十九ぉおおお!!それは笑顔じゃないよ!?不敵な笑みだよ!?
九「ああ...ダメだ!これは酷い...全然自然じゃない...一体どうやったら自然な笑顔ができるんだ!自然ってなんだ!役に入ればすぐできるのに...」
あぁ...頭かかえちゃったよ...
九「はっ...そうか!大和さんのような笑顔を目指せばいいのか!あの人の自然な笑顔と自由さ...これをモノにできれば...ってそれじゃダメじゃないか!!あくまで自分自身の自然さが必要なんだから、他人の笑顔を真似てもイミがない!」
ああ、もう!って焦って言ってる九十九、なんか可愛いな...
ってか、大和の笑顔は真似しない方がいいと思うけど...
九「だめだ...すぐ何か手本を必要としてしまうのは俺の悪い癖だ...自分のことくらい自分でやれないでどうする...」
そうだ、頑張れ九十九!負けるな九十九!!
九「職業病なんて言いたくないがこればっかりはしばらく治りそうにないな...こんな俺はとても他の人には見せられない...というか見られたくない...」
私はガッツリ見てますよ!見させてもらってますよ!!頑張れ頑張れ九十九!!
九「仕方ない今日も忍としてがんばるとしよう...頑張るでござるよ拙者...!」
あ「うん、頑張れ九十九!!」
ジ「お前の朝って案外騒がしいんだな」
九「のぉーーーーーん!!(汗 じゅ...ジューゴとサキ...い、いつからそこに...?」
ジ「顔がむくんでるとかなんとか言ってるあたりから...」
九「のぉーーーーーん!!(汗」
九十九の意外な素顔が見れて楽しい朝になりました!
九「忘れてくれぇええええ!!(泣」
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さっちゃん(プロフ) - 通りすがりのお節介。さん» うわー!?ホントですね...ありがとうございます(>_<) (2017年12月2日 7時) (レス) id: 24cbc3095b (このIDを非表示/違反報告)
通りすがりのお節介。 - オリジナルフラグが外れていないようですが。(^_^;) (2017年12月1日 23時) (携帯から) (レス) id: 4f4058a2da (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:さっちゃん | 作成日時:2017年11月30日 14時