ノリの大事な双子の姉は...

第3話　御幸side ページ5

あぁ、怖かった...

亮さんにボコボコにされた後、学校へ行った俺は真っ先に春奈の元へ向かった

御「春奈〜!!」

あ「あ、御幸!!亮さんから解放されたんだね？(笑」

御「いや〜...ホント怖かったよ(汗」

あ「ってか、なんで御幸まで亮さんにボコボコにされたの？」

御「え？それは、俺も春奈に抱き着かれたいな〜♪って心の声が漏れちゃって？♪」

あ「...へぇ〜...」

御「え!?反応薄っ!?(汗」

俺がこの約一年間、アピールしてたのに...俺って嫌われてるのかな？




約一年前...

あ「川上春奈です!!皆さんと同じ青心寮に住むのでよろしくお願いします!!」

全「...えぇええ!?(汗」

へぇ〜...

最初は別に気にならなかったけど...

あ「ノリ、お風呂入ろう!!」

全「えぇええ!?///」

ノ「わ、わかったよ///」

バーン!!って効果音が聞こえるような登場の仕方でみんなが自主練している所に現れ、ノリをお風呂に誘う

アイツ、面白れぇな!!

男と一つ屋根の下、特に何も気にしてない感じもまた面白くて...

段々俺は春奈に興味を持ち始め話すようになった

野球部の中では結構仲の良い方だと思う...

そんなある日...

あ「御幸、はい!!ドリンク!!」

御「ありがとう!!」

亮「俺にもくれる？」

あ「はい、亮さんもどうぞ!!」

亮「ありがとう...」

そう言うと亮さんは春奈の頭を撫でた

あ「もう、亮さんやめてくださいよ〜!!」

少し嬉しそうな春奈

亮「...(チラッ」

御「...？」

亮「...(クスッ」

御「...っ!?(汗」

亮さんが俺を見て、笑ったその顔が少し勝ち誇ったような顔で

なぜか凄くモヤモヤした感情がわいてきて...あ、俺好きなんだなって気づかされた

そこから、亮さんには取られてたまるかと俺なりにアピールを始めた...

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