ダイヤのA〜短編集３〜

美人マネと倉持〜両片思い〜 ページ1

男「付き合ってください!!」

あ「ごめんなさい!!」

男「...(ガーン」

今月に入って何回目だろうか？

お昼休みに屋上へ呼び出されたのは...

あ「はぁ〜...私には好きな人がいるっつーのに...」

ゆっくりと教室へ戻った

あ「ただいま〜...」

御「おかえり、今日も呼び出しとは藤原はやっぱりモテるな♪」

あ「御幸こそ、顔だけはいいからね？」

御「まぁな!!」

倉「カッコいい奴はいいよな!!」

ブツブツと嫌味を言う倉持、そう私の思い人だ...

倉「でも、なんで告白断るんだ？結構、女子に人気の奴に告られてるよな？」

御「え、お前まだ気づいてねぇの？」

あ「御幸...(ギロッ」

御「あ...(汗」

御幸は知っている、ってかバレた...

倉「気づいてねぇってなんだよ？」

あ「いや、なんでもないよ？」

御「あ、あぁ...(汗」

倉「ケッ...そうかよ...」

ちょっと不機嫌になり、外を見る倉持

その横顔もまたカッコイイ...




倉持side

あんなコト言っちまったけど正直、誰にも渡したくねぇ!!

でも...なかなか勇気が出ない...野球部の奴らも狙ってるっぽいしな

何かきっかけがあればな〜...

そんなコトが頭から離れず、部活中なのにボーッとしてしまい

亮「倉持、ボールいったよ!!」

倉「...え」

ドンっ!!ボールが顔面に直撃し、俺は倒れた...

倉「...ん...いって!?(泣」

あ「あ、倉持気が付いた？」

倉「へ...えぇええ!?///」

な、なんだよこれ...藤原にひ、膝枕されてる!?

あ「大丈夫？ホント、ビックリしたよ〜...」

あ、私なんかの膝枕でごめんね？///と顔を赤くして言うお前がすげぇ可愛くて

倉「...きだ」

あ「え？なんて言っ...

倉「好きだ...///」

...ふぇ!?///」

思わず口から出てしまった...ヤバい、急過ぎて引かれたか？///

あ「わ、私も...好きです///」

倉「マ、マジ？///」

あ「ずっと前から好きだったんだよ？///」

なんだよ...なら、もっと早く言えばよかった...

倉「俺も前から好きだった!!」

あ「嘘...嬉しいっ!!」

倉「うわっ!?(汗」

ギューと抱き着かれ、俺も抱き返したその時...

御「お二人さん、みんな見てるぞー」

あ/倉「え...あ///」

全「...(ジー」

こうして、俺達は部員全員の公認カップルに...

全「なってねぇ!!」

倉「え!?なんでだよ!?(汗」

やっぱり狙ってたんだな!!でも、誰にも渡さねぇからなっ!!

俺の苦労はまだまだ続きそうだ...

構ってちゃんと結城〜恋人同士〜→

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