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第六話 ページ8

この人は、兄妹の兄じゃないそうだ

んじゃ、この中に...

炭治郎「早紀)姉、善逸!!行こう!」

あ「うん!行こう!!」

二人で善逸くんを見たら、善逸くんは顔を横に振っていた

炭治郎「...そうか」

善逸「ヒャーーーっ何だよォーーー!なんでそんな般若みたいな顔すんだよォーーーッ行くよォーーッ!!(泣」

あ「善逸くん、私が守ってあげるから大丈夫だよ!行こう!」

そう善逸くんに手を差し伸べたら、はいっ!行きますっ!!と手を握って来た

うん、素直で良い子っ!!

そして、炭治郎は禰豆子が入っている箱を兄妹に預け、屋敷に入った




善逸「なぁ、炭治郎!守ってくれるよな?俺を守ってくれるよな?(泣」

炭治郎「善逸、ちょっと申し訳ないが、前の戦いで俺は肋と脚が折れている!」

善逸「えええーーーっ!何折ってんだよ骨っ!!」

あ「骨折れてたのーーっ!!?」

嘘でしょ、骨折れててあんな平然と歩いてたの!?炭治郎、凄いっ!!

炭治郎「駄目だっ!!」

善逸「ギャーーーーっ!!」

炭治郎「入ってきたら駄目だ!!」

兄妹は箱が怖くて私達を追いかけてきてしまった





兄「お兄ちゃん、あの箱カリカリ音がして...(汗」

炭治郎「だっ...!だからって置いてこられたら切ないぞ!あれは俺の命より大切なものなのに...(汗」

あ「まぁ、入ってきちゃったならしょうがない!外の方が安全だからまた外に行こう!」

私は二人と外へ行こうとしたその時...

ミシィ ギィイイ ミシィ

善逸「キャァアア!!」

ドムッ

善逸「あっ、ごめん...尻が!」

音にびっくりした善逸が、炭治郎と妹をお尻で押してしまい、二人は部屋へと入った

ポン

あ「えっ!?消えた!?(汗」

また鼓の音がしたと思ったら、二人は消えてしまった

なんで、どこに行ったの!?

善逸「炭治郎と離れちゃった!!」

兄「てる子!てる子!!(汗」

善逸「だめだめだめ!大声出したらだめ!」

あ「二人共落ち着いて!大丈夫、てる子ちゃんには炭治郎がいるから!」

善逸「とりあえず外に出よう!!」

善逸はガラっと襖を開けるが...

善逸「ここが玄関だったのに!!」

あ「玄関が消えたっ!?」

善逸は私と正一くんの手を取り走り出し、襖を開けまくった

善逸「こっちか!?...」

あ「えっ!?猪っ!?」

襖を開けたら、猪の頭を被った人がいた

?「ふしゅううううう」

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作者名:さっちゃん | 作成日時:2020年5月17日 23時

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